



その年は冬の到来が遅く、 季節は大変暖かだった。 地面には雪もなく、 ジョー・レイモンドのボートが青岬の砂浜に 打ち上げられてからひと月ほどして、 庭をぶらぶら歩いていたサイラは もつれ合った葉の陰に 数輪のパンジーが咲いているのを見つけた。 【「アンをめぐる人々」 10.】 |

冬日和が続きます。
そう言えば、昨年末からまだ一度も雨を見ていません。
ここ2、3日、少々、寒くなった気が
しないでもありませんが、それでも暖冬と言い、
又、こんなに雨が降らない事も珍しい気がします。
【睦月に開花した 「ペチュニア」】

掲載したランタナ。
(【師走の侘と寂】)
この花自体は、もう一つ
好みではありませんが、
この時期の葉色は好き。
葡萄酒色、錆色と
言いますか・・。
趣きのある色ですね。
年末には、まだまだ
緑が勝(まさ)って
いましたから。
やっと思い描いていた
色になってくれました。
そうそう、パンジーは
最近では冬の花と
言える程、元気ですね。
しかしながら、
春から夏の花である
ペチュニアが、この季節になっても開花。
しかも葉っぱも青々としています。
例年でも咲くのはありますが、どちらかと言えば、
狂い咲き? の感の方が大だったのですけれど。
今年は、堂々と咲いています。
それだけ暖かいという事なのでしょうね。