

【雪の衣を纏って】

【日の出前の空】

【日の出前の空 ~ 直前】

太陽は低く、クリーム色 をしており、 雪は白く、影はほっそりして青かった。 木の影ほど美しいものはないと思う。 そして庭に入った時、 私の影はいかにも滑稽に見えた ―― 長く庭の向こうの端まで伸びている。 【「エミリーはのぼる」 第2章】 |

暖かい、暖かいと言っていた今年の冬。
ここに来て連日、この冬の最低気温を更新しています。
今日は二十四節季の一つ、「大寒」 ですね。
一年中で一番寒い時期ですから、当然の事かも知れません。
尤も、滑り込みセーフで間に合ったようですが。
ところで、冒頭の写真は昨日の朝のものです。
ご覧の通り、起床時は一面の銀世界となりました。
思ってもみなかった雪化粧。
純白の衣を羽織った木々は美しいですね。
ただ、それは朝の本当に僅かな時間。
太陽の出現と共に、あっさり消えてしまいましたけれど。
そう言えば、いつもと違う子供達の歓声も聞いた気が。
しかしながら、これも雪が消え去ると同時に、
どこかへ行ってしまったようです。
一方、今日は冬日和となりました。
何だか久し振りの感がする、日溜りの暖かさ。
こんな時、太陽の有り難さを痛感します。
青空の勝(まさっ)ていた空も、午後には真珠色に。
勿論、その太陽は低く、クリーム色です。
今、典型的な冬の様相です。