その木に咲いたたった1輪の薔薇だった。 (中略) エミリーは出来るだけ長く、 その小さな薔薇の花を花瓶に入れて 書斎のテーブルに置いた。 【「エミリーの求めるもの」 第20章】 |
最大級の台風が日本列島に接近中です。
最初の段階での 905hPa と言う、巨大な気圧にも驚きましたが、
朝になってもやっと 915hPa。勢力が衰える事を祈るばかりです。
とは言え、こちらは 「嵐の前の静けさ」 状態。
快晴とまでは行きませんでしたが、風もなく、
晴れの穏やかな天気となりました。
さて、今日の写真。
先日の薔薇色の薔薇に続いて、
今度は、真紅の薔薇が開花しました。
この台風18号の影響で明日は、荒れる天気になるでしょう。
折角咲いた薔薇、今日のエミリーの如く、
おもむろに花瓶に挿したのは言うまでもありません。
何せ、大切な大切な薔薇ですから。
一方、小さな小さな野の花、犬蓼(イヌタデ)や水引草。
庭の一角に生えていたものですが、
今年は敢えて抜きませんでしたから、かなり増えました。
こちらは刈り取ってドライに。結構、大きな花束になりました。
控え目で野趣に富んだ、素朴さに惹かれます。
乾いたら大きな土物の壺に入れましょう。
【「犬蓼(イヌタデ)」】