【ローズマリー】
【ペチュニア】
炉辺荘の安楽椅子に喘あえぎながら身を 沈めた途方もなく太った婦人は溜息を着き、 春もあたしの若い頃のようには 素晴らしくないと悲しげに言った。 「ねえ、ミッチェルさん、 変わったのは春ではなく・・・ あたしたちだとお思いになりませんか?」 と、アンは微笑した。 「そうかも知れませんね。 私が変わった事はようく承知してますよ。 今の私を見なすって、この私が以前には この辺きっての綺麗な娘だったとは 思いなさらないでしょうね?」 確かに思わないとアンは考えた。 【「炉辺荘のアン」 第22章】 |
昨日、今日と春らしい陽気となりました。快晴。
ここに来て、思わぬ寒さで足踏みしていた桜の開花も
これで一気に早まることでしょう。
そう言えば、わが家の春は、いつも菫の花からやって来ます。
ここに来て菫色・・そう、大好きな青い花が咲き誇っています。
まさに青い春!
毎年、お馴染みの 「蔓日々草(ツルニチニチソウ)」 や
「ヒヤシンス」 に加え、今年は、(鉢物には咲いていましたが)
「ローズマリー」 もたわわに。同時に香りの春の到来です。
【ヒヤシンス】
【蔓日々草】
【菫】
【ヴィオラ】