【小さなトンネル(木香薔薇)の向こう側】
「あそこに桜を植えたのもヘスターよ」 とダイアナは説明した。 (中略) 「自分の植えたものが、 自分の死んだ後にも、生きていて、 世界を美しくする手伝いをしているのだと 思っていたいのですって」 「この道に来て本当に良かったわ」 アンは目を輝かした。 【「アンの青春」 第13章】 |
お昼前頃からこちらは、とうとう雨になりました。
引き続き、暖かな気温です。
今年は思いの外(ほか)、桜が長持ちしましたが、
さすがにこの雨で終焉を迎えるのでしょう。
まさに花散らしの雨。
そう言えば、こんな桜雨に趣きを添えたのは鶯の声。
「ホ~ッ、ホケキョッ・・」
鶯(うぐいす)も散り行く桜に哀感を覚えたのかも知れませんね。
今年は、お花見には縁がなかった私。
そんなこんなで、ささやかながら我家の鉢植えの桜を。
まだ3年目位ですし、背丈もさほど大きくありません。
それでも桜は桜。花が咲いている期間は、心豊かになります。
今朝までは花びらが僅かに残っていましたが、
先程、見た時には見事に散っていました。
桜は終わりましたが、次は木香薔薇が控えています。
既に沢山の蕾を付け、今か今かと出番を待っている状態です。
友人と、この花の下でのティーパーティーを約束しています。