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【「ヒマラヤ雪の下」 と 「柿」 の葉っぱ】
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その年の 11月 は日光を出し惜しみした。 寒い風が葉の落ちた銀色の枝の 楓林を吹き渡り、窪地にはほとんど いつも靄が立ち込めていた・・・・・ 霧のような優雅な不思議なものではなく、 父の言う 『じめじめした、暗い、陰気な、 雫の垂れる、霧雨のような靄』 であった。 【「炉辺荘のアン」 第8章】 |
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起床時は真珠色と言うより灰色の空。
その重く垂れ込めた空は、決して後ろ向き人間ではない私でさえ、
何となく憂鬱な気分になります。でも・・
“こんな空こそ、アン の言う11月の空だわ”
~なんて思うことで気持ちが救われるのですから、
やはり私も相当のお気楽人間には違いありません。
その後、太陽も顔を覗かせましたが、白い空から。
こんな風ですから日光を出し惜しみするのも
仕方ない事なのかも知れませんね。
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裏庭で拾った落葉です。
わざわざ公園などに行かなくても
手軽に “秋” が拾えます。
それにしても何という
秋色葉っぱの美しさなのでしょう。
秋は植物の色が、
とりわけ複雑に混ざり合う
季節と言われています。
それは、まるでパレットの
中の絵の具の色のよう。
そう言えば先日の紅葉狩り。
ほとんどがカメラ片手の中、
一心不乱に絵筆を動かしている
方に出会ったものです。
葉っぱでさえそうなのですから
深まり行く季節の情景は、
写真に撮るより自分の色で描いてみたくなりますね。
そうそう余談ですが、
ある酒造会社の新聞広告に、こんな文章を見つけました。
どうせお酒を飲むなら・・応援したくなってしまいます。単純ですけれど。
名もなき枯葉でさえ、踏み鳴らすと 秋の音を奏で始める。~四季を肴に一杯飲もう。 |
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