【「溝蕎麦(ミゾソバ)」】
【「桜蓼(サクラタデ)」】
マシュウの予言は当たらず、 晴れ渡った朝だった。 アンの心は無限の高さにまで舞い上がった。 「おおマリラ、今朝は見る人をみんな 愛さずにはいられないような気がするのよ」 とアンは食後の皿洗いをしながら叫んだ。 【「赤毛のアン」 第22章】 |
朝から雲一つない空になりました。
昨日、今日、2日連続の日本晴れです。
こんなにお天気が良いと、朝晩と日中の気温差大。
いよいよ紅葉も進みますね。
【「金木犀(キンモクセイ)」 の香り】
アン のように
頭のてっぺんから爪先
まで舞い上がらない
までも、こんな日は、
日常の外出さえ、
心楽しくなりますね。
それにしても1歩
外に出ると、
そこは芳香の世界。
プラス、青空。
気分も浮き立つと
いうものです。
帰り道、道草を
しようという気に
なったのも、
当然かも知れません。
最近は、なぜか
一目散に家路を急ぐ
事が多くて。
そんなこんなで。
久し振りの
道草となりました。
小径の向こうに、ボ~ッとピンクの塊(かたまり)。
何の花かと近付いてみました。
そう言えば、道端にしゃがみ込むのも久し振り。
蓮華の花のような溝蕎麦と、桜蓼の群生地。
小さな花ですが、群生していると見事です。
とりわけ桜蓼は初めての花。
あまりの可愛さに1本、抜いて来ました。
庭の片隅に植えようかと。
「花は我が世界にして草花は我が命なり」
正岡子規の言葉ですが、分かる気がします。
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