【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

江戸情緒を感じる佇まい

2016-03-02 20:01:25 | レトロ(素敵)な空間~散策



【武家屋敷】


【江戸情緒の残る町家 ~ 「クロマツ」 は市の保護樹木に指定】




【町家暮らしの佇まい】










「ヒラリーは元から窓が好きなのよ。
普通のとは変わっているのを見ると、
いつも有頂天になって喜んだものだわ。
元メアリ・マクンナハンおばあさんが
住んでいた家のあの小さな屋根窓ね ――    
                 【「パットお嬢さん」 第1年目】







   起床時の空は見事に何もない空。
  いいえ、南西の空には下弦の有明の月がありましたが・・。

   そのせいもあって朝の冷えたこと!
  季節は3月になりましたが、厳寒期並みの寒さです。

   ところで、お隣の枝垂れ梅も、そろそろ終わり。
  玄関の階段に雪のような白い花びらが落ちています。

   それでも桜と違って、あくまでも控えめで、
  大人しやかな気がしてなりません。



















   朝は寒かったけれど、日中は暖かくなるとの事で外出。
  いえいえ、どうして。意外にも肌に当たる風は冷たくて、ちょっぴり後悔。

   「風が冷たいですね」 「本当に」
  「昨日、嵐山に行ったら雪が降っていて、寒い事といったら!」
  「こちらも少し降りましたけれど、向こうはもっと降ったのですね」

   ~たまたま出会った見ず知らずの人との会話。
  最近、こういう事が良くあります。これも一期一会ですものね。
  それにしても・・。

   何かの本で読んだ事があるのですが、
  “日本人は気象の話が好き” とありましたが、納得!

   見ず知らずの人とだって、
  こんな風に会話が成り立つのですものね。
  前置きが長くなりました。

   さて、今日も私は道草です。相も変わらず、大好きな町家を。
  格子窓に通庇(とおりひさし)、厨子二階(つしにかい)や
  虫籠窓(むしこまど)といった、いかにも町家らしい
  設(しつら)えが目を引きます。ただ、卯建(うだつ)はありません。

   「厨子二階」 とは低い二階、「虫籠窓」 とは虫籠のように、
  縦に桟が入ったもの。町家を象徴するデザインですが、個性は様々です。

   おまけに現代の家と違って住みにくいであろうに、
  大切に思い、手直ししながら、この町家で実際に生活していらっしゃる人々。
  頭が下がります。(冒頭から7枚目だけが空家)
  心、和む空間がそこにありました。


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