しっとりと露に濡れた野原は 銀糸で織った布地のように輝き、 森の窪地には枯葉がうず高く積って、 駆けて通る足の下で、がさがさと音を立てた。 「樺の道」 は黄金色の天幕を作り、 下に生えている羊歯は枯れて 褐色になっていた。 【「赤毛のアン」 第24章】 |
こんなピンクの鱗雲で明けた今朝。
日中は日射しもありましたが、今度は真珠色の鱗雲。
今日も、その下では随分、暖かくなりました。
11月も20日を過ぎたというのに、この気候。
これでは後、10日もすれば、
12月という事が俄かに信じられません。
さて、紅葉(もみじ)
に代表される赤く
色付いた葉は大層、
ドラマティックですね。
一方で、緑の葉から
色が抜けて生まれる
黄葉。
その代表的なものと
言えば、銀杏でしょう。
銀杏と言えば・・。
私の足は久し振り、
例の 「アン気分に
浸れる場所」 に。
ここは、既に
公園になる事が
決まっていますが、
農園の植物を除き、
建物は、まだ
手つかずです。
(メインの建物は
保存が決まっています)
そして、こちらの銀杏並木は、
どうなるのでしょう。残して欲しいのですが・・。
ともあれ、前述のドラマチックな赤に比べ、
黄は落ち着いていて、しみじみと心に迫るものがありますね。
やはり一時に比べ、小規模になりましたが、
しばし堪能しました。
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