この小さなアクセサリーの持つ魅力と神秘に エミリーは魅き付けられたが、 怖いような気もした。 ぞっと寒気を覚えながら ネックレスをほっそりした白い喉に巻付け 遠く死せる帝国時代に これを身に着けていた王の娘の事を考えた。 このネックレスには、どんな歴史と 秘密がまつわっているのかしら。 【「エミリーはのぼる」 第8章】 |
今日も引き続き快晴の空となりました。暖かさも同じです。
ただ、今日は風があります。
窓を開けると、プンと風に乗って刺激的な沈丁花の香り。
我家には植えていませんから、これぞ借景ならぬ借香ですね。
今の処、良いお天気なのですが、
この風がお天気の崩れの兆候なのでしょうか・・。
又々、お天気下り坂との事。しかも明日は荒れ模様だと。
でも、こうなれば一雨ごとに春は確実に増して来るのでしょう。
そうなればなったで、凛とした冬に名残り惜しさを感じてもいます。
戸外と室内の優劣に逡巡する事なく、家の中に安心して?
いられる冬は思い切り本も読めますから。
~なんて。
さて、「召しませ薔薇を」 第2弾。
今日も昨日のミシンの登場です。
昨日から蓋を開けたままにして
いるのですが、何だかいい感じ。
ずっと前からそこに存在していた
かのように、既に飾り物の体(てい)
を成しています。本題に戻ります。
“古い” というのが、
アンティークと言えるなら、
こちらのビーズのバッグでしょう。
すっかり忘れておりました。
それと、ゴブラン織りのバッグ。
いずれも薔薇。
そして琥珀色のネックレス。
もう一つ、大好きな葡萄も添えて。
尤も、今日の引用文のような
大層な物ではありませんが、
こんな時こそ、「想像の余地」 ですものね。
とは言っても古い宝石には、持ち主だった者の怨念?
が籠っているような気がして、怖い気がします。
宝石は、やむにやまれぬ理由で手離す事になったのでしょうから。
そうそう、薔薇の花が付いた赤い靴も探したのですが、
出て来ません。しかしながら、こんな事は私にとってはいつもの事。
仕方がありません。
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