朝から雲一つない、
快晴の空となりました。
昨夜は仲秋の名月。
真丸いお月様が、
雲間から出たり入ったり・・。
幻想的なひと時を
過ごさせて貰ったものです。
昨夜は、それこそ多くの人が、
それぞれの場所で、それぞれの思いを
込めて、月を見上げた事でしょう。
何だか・・素敵ですね。
今日は、ちょっと外出。
往(ゆ)く道は、ともすれば青空に
吸い込まれそうで、空に見惚れて
しまい、自転車のペダルを漕ぐ足も、
ついつい滞りがち。
あっちにふらふら、こっちにふらふら。
何をしているんだか・・。
そして帰り道。いつもの道草です。
良くしたもので今度は、あっちに
キョロキョロ、こっちにキョロキョロ。
これでは挙動不審もいい所ですね。
そうそう、一頃あれだけ香っていた金木犀、今日は、もう全く香っていません。
同じく芳香を放っていた、赤紫色の葛(くず)の花も・・。
ちょっと見ぬ間に、ガラッと変わっています。
今日は、私にとって初めての野の花も発見。(上から3、4枚目の写真)
しかも・・これらは、かなり群生しています。
蜂蜜色の日射しと言えば勿論、秋を連想させますが、
秋と言うにはまだまだ強い日射しの中で、それらの花は、輝いていました。
そして、秋の桜・・「秋桜(コスモス)」。
「秋桜」 と言って思い出すのは、何と言っても山口百恵の同名の歌です。
“淡紅の秋桜が秋の日の 何気ない日溜りに揺れている・・・”
年齢に似合わない、ちょっと物憂い歌い方の彼女の声が蘇ります。
ところで、ここでちょっとしたハプニング。
上から2枚目の 「嫁菜(ヨメナ)」 の写真を撮っていた時の事。
1台の車が、ス~ッと止まりました。中から4、5人の男女。
この場所は、道路から幾分下がった場所にあります。
(私は、車が止まった時点で既に撮り終えて上がる所でした)
擦れ違いに何気なしに彼らを見ますと・・。
年配の男性が手に花束を持ち、他の方々は手に数珠。
そして川とも言えない溝を暫く覗き込んでいらしたかと思いますと、
皆さん、手を合わせていらっしゃるではありませんか。
それは、まるで、つい先日の大洪水の時のような・・小さな溝なのです。
この場所は、道草と言っても、もう我家に程近い場所。
こちらでは勿論、そんな大洪水などありません。
この場所で、何か事件があったという事も聞いた事はありません。
でも、何かがあったのでしょうね。
何ともミステリアスな出来事に遭遇してしまいました。
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