母に 蜘蛛の巣 のような 灰褐色のレース で 縁取りのしてあるまたとなく美しい四季咲きの 薔薇のクレープデシンの化粧着を着て、 ベッドに起き上がっていた。 頬は上着と同じ色をしており、 目は生き生きとして露に洗われたようだった。 【「丘の家のジェーン」 8.】 |
涼しい朝を迎えました。それは涼しいと言うより肌寒いくらい。
そして今日は、雲一つない青空となりました。快晴。
どこまでも広がる 青 ―― 青 ―― 青。
当然、こんな空ですから日中は気温も上昇。
ただ、湿度がなくカラッとしていますから、過ごし易いこと!
ふと、あの夏の暑さを忘れている自分に気付きます。
こんな風に四季のある日本。どれだけ有り難い事でしょう。
もし夏ばかりの毎日だとしたら・・。
思っただけでもうんざりします。
でも世界には、そんな国だってあるのですものね。
その自然も最近はちょっと変ですが、私達は夏の暑さも冬の寒さも
シャットアウトして快適な暮らしの恩恵に与(あずか)っています。
それが当たり前の毎日になってしまい、
いつの間にか自然への畏敬、感謝の念を忘れてしまったのかも知れません。
~なんて、たまには殊勝な事も。
さて、先日来からずっと編んでいた、「エジングラリエット」。
今度は丈を長くして仕上がりました。(マフラー丈)
いくら何でも3度も編めば少々、食傷気味ですが、
この模様、随分編み易いものでした。
今回は、糸はたっぷりありましたので、
仕上がりまでにヒヤヒヤする事はありませんでしたが、
何分にも元々、家にあったもの。
グレー自体は、さほど嫌いな色ではないのですが、
このライトブルーは顔映りがもう少し。
糸からじっくり選んで編むという労力を惜しんだ分、
ある意味、仕方のない事かも知れません。
そうそう上記の “灰褐色のレース”。
私の事ですから、つい “この糸、紅茶で染めたら・・” ~なんて。
でも大好きなレンガ色のベレー帽には合いそうです。
それにしても、またしても 「蜘蛛の巣」 なのですね。
そう言えば、これも手作りの 【ベレー帽】 があった筈。
どこにやったかしら・・?
いずれにしても染めるのはもう少し使ってからでも遅くありませんね。
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