
【開花間近の 「水仙」】

【ローズマリー】

【「白い山茶花(サザンカ)」】

「今は森の中が素敵なのよ。 繻子地のような葉も、いろんな木の実も、 森のものはみんな眠ってしまったの。 まるで誰かが春が来るまで森のもの全体を 木の葉の毛布でくるんでしまったようよ。 きっとね、虹のスカーフを付けた 炎色の妖精が最後の月の夜に 抜き足差し足でやって来て、 そうしたんだと思うわ」 【「赤毛のアン」 第30章】 |

今朝は真珠色の空で明けました。
と言っても、すっかり寝坊して、
いつもより遥かに遅い朝だったのですけれど。
おまけに太陽は、昨日以上に、
その光を出し惜しみしていますから寒く感じます。
そんな真珠色の空が背景だからでしょうか、
それでなくても冬枯れの庭は、より閑散としていますから、
いつもの庭より余計に侘びしく見えます。
そしてそこには、それぞれの植物の
生きざまが如実に残されていて。

【ジャスミン】

花によって呼び方が違います。
例を上げれば、
椿は 「落ちる」、桜は 「散る」、
牡丹は 「崩れる」、紫陽花は
「枯れる」、百合は
「萎(しお)れる」 等など。
それぞれ違った言葉で
花の最期を看取った
日本人の心の言葉通りの
庭の名残り。
それは春待庭(はるまちにわ)。
そんな中、真っ直ぐに首を
上に向けていた水仙が、
首を傾(かし)げ、いよいよ・・
~という状態に。
かと思えば、白の山茶花が
花芽を付けているのを発見。
毎年、咲くのは決まって
ピンクでしたから、
白を植えた事すら、すっかり忘れていたものです。
咲くのは何年振りでしょう。
「こいつは春から縁起がいい・・」 ~とばかりに喜んでいます。
それにしても・・
その山茶花の木まで蔓を伸ばしているのはジャスミン。
今年こそ、アーチ仕立てにしたいのですが、どうしましょう・・?
>花の終わり方には、花によって呼び方が違います。
これって、今まで私は無意識で使ってましたけど、
本当ですね~!それぞれに違った呼び方を
してたんですね~
>そしてそこには、それぞれの植物の
生きざまが如実に残されていて
人間も植物も“生”あるものはみな同じなんですね。
*:..。o○☆゜ *:..。o○☆゜
白い山茶花も趣がありますね~
いつも温かいコメント、有り難う~!
>これって、今まで私は無意識で使ってましたけど、
本当ですね~!それぞれに違った呼び方を
してたんですね~
無意識ってところが日本人なのですよね~!
例えばガーデニングの本場、イギリス。
「花日記」 なるものを読んでも、どこか違和感。
それは何なのだろう・・と思ったものです。
見たまま・・現実的と言いますか、語彙が貧しい気がします。
万葉の時代から歌を詠んだ日本人。
それこそ、あらゆる所に詩がありますね~!
こんなに伸びるのかと感心してたけど、いつのまにか処分されてた
ツル物は管理が難しいですよね
山はいろんな野生種があちこちからみまくってて往生こいてます
なのに園芸種なら植え増やしたいんだよなあ~
リラさんは、そこんとこいかがかな
いつも温かいコメント、有り難う~!
蔓物・・本当に管理が大変ですよね~!
あっちにこっちに絡まり・・特に 「ヘクソカズラ」 なんて。(笑)
(我家では野生種はこれだけ)
ターシャの本を読んで少々、考えが変わったのですが、
彼女は、蔓性のものが大好きなんだそうですね~。
必ず木と共生させて大切に・・なんて言っていましたね~。
でも、これって野生種ではありませんよね~。
ジャスミンは園芸種ですし、大好きですから増えてくれて嬉しいのですが・・。
何だか答えにならなくて・・申し訳ありません~。