【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

これは何色? 秋の色

2013-09-27 19:16:38 | 路傍の花~道草



【秋色の 「昼顔」】






【「萩」 の花 ~ ピンク&ブルー】







・・・アンとダイアナ・バーリーは、今、
日溜りでほっと息を付いているところだった。
あざみの綿毛の空軍が風の翼に乗って、
ふわふわとこの一隅へ押し寄せて来たが、
「お化けの森」 の羊歯の上を吹く
かぐわしい風にはまだ、
快い夏の名残りが漂っていた。
だが、二人を巡る風景は
全て秋を囁いていた。                 
                   【「アンの愛情」 第1章】




   カラッとして本当に気持ちの良い秋晴れとなりました。
  こんな快晴の空の下、近くの中学校では運動会をやっているらしく、
  風に乗って、そのざわめきが伝わります。

   これから本格的な秋に向けて色々な秋の行事が
  目白押しですね。楽しみです。




 




【曼珠沙華】



 
【韮(ニラ)】


   さて、本当に久し振り
  野の花です。

   最近は何かというと、
  古い家ばかり撮って
  いましたものね。

   ついこの間まで、
  ムッとした草いきれに
  強烈な “夏” を感じて
  いたいつもの散歩道は、
  少しずつ秋色に変遷。

   あの暑かった夏、炎天下にも関わらず元気一杯、
  ピンクの花びらを付けていた昼顔が薄紫色に色を変えれば、
  その向こうにある燃える赤の大群は 「曼珠沙華」。

   少し離れた所に今度は白い群れ、「韮(ニラ)」 と・・
  秋の植物の出現に、あっちにキョロキョロ、こっちに・・状態の私。

   そうそう、薄紫色に変身した昼顔は、題して 「秋色昼顔」。    
  この秋色昼顔、次から次へと蔓を伸ばし、
  土手一面を覆っています。そこは、ちょっとした薄紫色の絨毯。

   そして、その葉っぱも。(冒頭の写真)
  まだほとんど緑ですが、中には秋色に変色しているものも。

   それにしても緑一色だった葉っぱが日毎に、
  こんなに個性的な色になるなんて。
  四季のある日本って、本当に有り難いですね。

   かと思えば、真っ青な空を背景に小さなピンクの 「萩」 の花。
  萩は盛りを過ぎていましたが、思わず感嘆。

   何となくですが、古人(いにしえびと)に一番愛された
  花だという事が、今日の花を見ていると実感出来ます。

   散歩道・・これからもっと秋が深まるにつれ、
  更にワクワク道になる事、請け合いですね。


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