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この季節にして、
まるで春のような暖かさです。
おまけにお天気は急速に回復し、
日溜りの中はクラッ! 状態。
12月も半ばなんて、
とても思えません。
そんな中、時間の問題だと
思っていた紅葉(もみじ)。
まだしっかり残っています。
尤も既に枯れていながら、
落ちないで頑張っている
葉っぱもありますが・・。
O・ヘンリーの 「最後の一葉」 も
そうですが、落ち葉の季節の
木の葉って、その人の心の持ちようで
特別な意味を持っているように
見えるから不思議です。
さて、今日の写真も昨日の薔薇。
今頃の季節の薔薇は、より香り高いと言いますが、本当にそうですね。
たった1輪の薔薇ですが、相変わらず存在感たっぷりです。
心持ち首を傾げ、又、少し綻んだようです。
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象牙色に変身?・・と記したものです。
でも 「白い貴婦人」 という
名に恥じない美しさ。
どうやら名前を
返上する事はなさそうです。
そして、こちらの雨に濡れた薔薇は、
先日、紅葉の薔薇色を背景に、
【幻想的な薔薇】 だったのですが・・。
あれから1週間余り。
今では、背景はいつもの緑です。
でも少しばかり綻びましたね。
こちらは又、上の
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リラ版 「白い貴婦人」 の予備軍。
蕾の時は、
こんな色をしているのですね。
変身する薔薇です。
さて今日は、ヘッセの詩集から。以下に記します。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/28/ed4ebaeba1ba33f4912553f74cd14158.png)
【たそがれの白薔薇】 悲しげにお前は顔を 葉の上にもたせかける、死に身をまかせて。 お前は幽霊のような光を呼吸し あおざめた夢をただよわせる。 だが、お前のなつかしい香りは まだ一晩じゅう部屋の中に 最後のかすかな光の中で 歌のようにしみじみとただよう。 お前の小さい魂は 憂わしげに、名のないものに手を差しのべる。 そしてお前の魂はほほえみながら死ぬ、 私の胸で、姉妹なるバラよ。 |
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/ca/a2029b69539a0b2faa526c55830d0758.jpg)
続けてコメント、有り難う~!
確かに日本人ならでは・・でしょうね~!
そう思うようにしましょう・・。(笑)
でも、万葉人のあの感性、DNAは引き継いでいるに違いありません。
虫の鳴き声に音楽を感じるのも日本人だけだそうですから。
暖かさと物悲しさと、遠いトコに意識が飛んでいくような感覚
日本人ならでは、でしょうか?