【「西洋十二単(セイヨウジュウニヒトエ)」】
【ヒマラヤ雪の下】
「・・・ 何一つ金を払う必要はありませんです ―― 海も空もみんな無料だでな ―― 『金で買えない貴重な物』 ですわい。 もうすぐ月の出も見られますでな ―― わしはあの岩や海や港の上に出る月を 見飽きるという事がないですよ。 そのたんびに驚く思いですわい」 月は上り、一同は世間にも、お互い同士にも 何もものを問う気にならない沈黙の中に 驚くべき、 魔法のような月の出 を眺めた。 【「アンの夢の家」 第9章】 |
こんな薄紫色の、何とも優しい
色合いの朝を迎えました。
この空のように、あくまでも
穏やかで風もありません。
今日からは厳しい寒さと
聞いていましたのに、
寧ろ暖かいくらい。
やはり今日も、たっぷりの
日射しがありますから。
寒くなるのは日が落ちる頃からでしょうか・・。
【ヒマラヤ雪の下】
さて今年は・・再三お話していますね、
庭にはまるでパレットの中のように
様々な色が溢れています。
しかもそれは花ではなく、葉っぱ。
思わず目を奪われるような緋色の
葉っぱは、ゼラニウム。
かと思えば 「十二単」 と言う
名前の通りの色のハーモニーの
競演は、 「西洋十二単」。
はたまた 「ヒマラヤ雪の下」 と。
そうそう、薔薇のアース色の美も。
花の美しさも然(さ)る事ながら、
今では葉っぱの醸(かも)し出す色に魅せられています。
尤も今年は・・なんて申しましたが、
これまでも単に気付かなかっただけかも知れませんね。思えば・・
いつもスポットが当たっている花に比べ、
せいぜい花の付属物としか見られない葉っぱの、
精一杯の自己主張のような気もして。
“私だって、こんなに美しいのよ” と。
紅葉(もみじ)狩りはは別にして、どうしても人は、
花にばかり目を遣り、葉っぱには目もくれませんものね。
上記のジム船長の言葉ではありませんが、『お金で買えない貴重な物』 ですね。
そしてもう一つ今宵、『魔法のような月の出』 も見る事が出来るでしょうか・・。
もちろん品種によって色々で面白いですよね
渋い色合い、鮮やかな発色
見ないともったいない(o^o^o)
【「アンの夢の家」 第9章】
この文章(セリフ)、しみじみ、何度も読んでました。う~~~ん、そうよね~って思いながら。
そしたら最後にリラさんも~(笑)
私、詩も読むの好きです。
また、じ~~~んと来る詩があったら
紹介してくださいね~♪
今晩は~! みゅうみゅうさん~☆
いつも温かいコメント、有り難う~!
周りがいつの間にか冬枯れの様相だからこそ、
鮮やかさが目立つのかも知れませんね~!
それにしても例年とは趣きが違う冬の庭です。
紅葉の葉っぱは枯れたまま木にくっついて離れません。
昨夜の風にも落ちていません。雨が降らないからでしょうね~。
そして春の芽吹きも・・。
今晩は~! okusama*:..。o○さん~☆
いつも温かいコメント、有り難う~!
引用文、共感して下さって有り難う~!
やはり私達、同類ですね~!(笑)
そして写真の配置も褒めて頂いて。励みになります。
okusama*:..。o○さんも詩がお好きなのですね~!
そうそう聖書も紐解いていらっしゃって。
『アンの世界』 も詩や聖書の引用が多いです。
話題も随分、高尚。素敵ですよね~!