【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

その甘やかな余韻

2012-11-12 18:02:02 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編






「私が前から憧れていた通りの家よ。
この静けさ。
イギリスの静寂とイギリスの田舎。
(中略)
私達イギリス風の暮らし方を
取り入れる事になるわね。
毎日午後には、中国のお茶
ジョージ王朝時代 の綺麗な茶器でお茶を飲む。
窓の外のあの芝生や
イギリス風の縁植えの草花を眺める。
やっとのことでわが家に辿り着いた、
そういった感じよ。
ここなら落ち着け、穏やかな幸福な
気持ちでいられそうな気がするわ・・・」                  
           【A・クリスティー作 「鏡は横にひび割れて」】


   昨日の雨は上がりました。
  起床時こそ重い空でしたがその後、天気は回復。

   昨日の 『アンの世界』 のように、
  梅雨を除いて降り続く事のない雨ですので、助かっています。

   昨夜もそうですが、今日もこの時期にしては気温は高め。
  尤も明日以降は12月の寒さなんて言っていますけれど。



【京都 「松栄堂」 のお香】


     さて、この所はどういう訳か 「洋」 ばかり。
    今日は、しっとりと落ち着きたくなりました。

     こんな時、土の物、藍の布、和のお香等など・・
    それらを無造作に並べただけで容易に和の趣きに。
    こんな時、日本人に生まれた幸せを思います。

   上記のようにイギリスに住まなくったって、
  それ風に過ごせますものね。

   およそ1週間振りですね。
  『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』
  開店と致しましょう。

   ずらりと並んだお香からは
  「バニラ」 を取り出しました。

   これには、
  “ほろ苦い思い出” とあります。

   バニラの甘い香りに
  呼び覚まされた記憶。

   だからこそ、ほろ苦い思い出が
  脳裏を過(よ)ぎるのかしら・・?
  ~なんて。

   今日のカップは、「九谷焼」。
  そして何でもかでもレース
  という訳ではありませんが、
  和紙のランプに手持ちのベージュ
  のレースを掛けてみました。

   趣きを変えたランプが、
  もう1つ増えたようにも。

   それにレースは光を透かして、より穏やかで柔らかくなり・・。
  レースの魔法をここでも存分に感じています。          


最新の画像もっと見る

コメントを投稿