【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

蒼い時

2010-03-06 16:06:06 | 香る庭の花綴り




     早くも雨となりました。起床時の気温は16度。
    寒い朝ではありません。寧ろ暖かい朝ですね。

     その雨も、午後にはやみました。
    寒くなるのは今晩位からでしょうか・・。

     今日は、24節季の一つ 啓蟄けいちつ ですね。
    冬眠中の虫も、そろそろ這い出す時期とか。

     それにしても、いつの間にか3月も6日。
    まもなく1週間になるのですね。

   1月、2月・・頭のどこかでは通り過ぎた日の事は、
  ちゃんと認識しているのです。
  
   オリンピックにも熱くなり、それなりに楽しんでいたものです。
  でも、どこか他人事。そんな自分を感じてもいます。
  
   それは、数年前位から・・? 取るに足らない微かな不安・・。
  それは案外、こんなものなのかも知れません??

   「春・・・春! 奥さん、わしも年を取って来ましたでな。
  季節が変わって来たような気がするですよ。
  冬も元とは違います ・・・ わしにゃ夏も分からん・・・
  春も分からん ・・・ 今じゃあ春なんてねえです。・・・ 略 ・・・」

                                          【「炉辺荘のアン」 第35章】





   ところで今庭は、まさに青い春。
  何を思ったか、真冬に1輪だけ開花したラベンダーには遅れましたが、
  他のラベンダーにも一気に花芽が付きました。

   ヒヤシンス(風信子)しかり、水仙しかり・・。
  こちらの水仙は、年末に咲いたものとは違いますが、勝手に。
  
   花の芽がふっくらと膨らみ、いよいよこれから・・という、
  希望に胸を膨らませている時期です。キラキラ輝いていますね。

   今にもはちきれんばかりの美しさ。“青春”。
  そう言えば、私にもそんな時代がありましたっけ。遥か彼方・・。    


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