だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

盗まれないように…

2005-09-08 21:07:40 | 映画
コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」、アガサ・クリスティの「ポワロ」や「ミス・マープル」などの探偵小説は、いつ読んでもハラハラ・ドキドキ・ワクワクです。本好きは必ず読んだことがあるはず。私も夢中になって読みました♪そして追われる側の代表格は、モーリス・ルブランの「アルセーヌ・ルパン」でしょう。

今年は、そのルパン生誕100周年。ルパン・シリーズの原作は、新潮文庫や創元推理文庫などで紹介されていますが、日本人にはなんと言っても、アニメの「ルパン三世」がおなじみ。宮崎駿監督の「ルパン三世/カリオストロの城」もありましたね。

こんなに有名なシリーズですから、今までにもたくさん映画化されています。フランスはもちろん、イタリア、アメリカ、日本でも原作を置き換えての映画化が作られています。(ここは公式サイトのトリビアを参照) そして、いよいよ本格的な映画がやって来ます!

ルパン」は、「カリオストロ伯爵夫人」をメインに「「813」「奇巌城」などの原作を“いいとこ取り”して書かれています。つまり、面白いぞ!ということ。監督は「ルーヴルの怪人」(01)が、日本初公開作になったジャン=ポール・サロメ。

主役のルパンはロマン・デュリス、ジョセフィーヌ・カリオストロ伯爵夫人はクリスティン=スコット・トーマス、ルパンの従姉クラリスは「キングダム・オブ・ヘブン」(05)で、オーリーの相手役を勤めたエヴァ・グリーン。

まだ若き日のルパンが、謎を秘めた美しきカリオストロ伯爵夫人を助けたことから、始まる物語。莫大なフランス王家の宝石(マリアントワネットの首飾り)を巡る、争いに巻き込まれていきます。怪盗とはいえ、紳士的なルパン。見る者の心も盗まれてしまうかも!?楽しみです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする