だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

掃除機の話。

2005-09-29 21:47:46 | 映画
すごい映画が、公開されています。なにがすごいって、タイトルが…。「STOMPの愛しの掃除機」って、「いったい何?」って思いません?そもそも“STOMP”ってに何?から、始めましょうか。

STOMP”とは、1991年に生まれたイギリスのストリート・パフォーマンスです。それを遡ること10年前、リューク・クレスウェルとスティーブ・マクニコルの2人が率いる、それぞれの集団がエディンバラ・フェスティバルでのコメディ・ミュージカル・シリーズとして、作品を発表。以後、集団はひとつになり、TV出演、ヨーロッパ・ツアー、CM出演などで、人気を得ていきます。

そうそう、どんなパフォーマンスかというと、ごみバケツ、デッキブラシ、バスケットボール、ライターなど、日用品やがらくたなど、とにかく手にするものは何でも使って、リズミカルな音を出してダンスするパフォーマンスなのです♪

ミュージカルとして1994年から、オフ・ブロードウェイでのロングラン公演を続けています。日本での来日公演も、繰り返されて上演されています。ご覧になった方もいるかも!?

そして映画。主人公のジャックは、なんと産業スパイの父の元で働いています。ひぇ~。次の仕事は「世界に1台の伝説の掃除機」の設計図を、手に入れること。どひぇ~。ジャックが出向いた所は、とある田舎町の掃除機工場。

そこは、創始者が亡くなり、経営者の息子2人が反目し会う大変な工場でした。工場だけでなく、町までも真っ二つ!どうにか潜り込みに成功したジャックを待ち構えていたのは…、あらら、デビー!?工場で働く、美人の従業員。果たして、どうなる?

映画の工場のシーンや、戦闘シーン(?)など、“STOMP”のパフォーマンスが多いに楽しめる仕掛けになっています。タイトルに騙されてはいけません。この熱いパフォーマンスに見る人は、きっと大興奮、大感激するはず。見に行きましょう。
コメント (1)
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