だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

スイスのアンカーに会う

2007-11-06 20:26:04 | 展覧会
私は猫が大好き!今は飼っていませんが、ホントをいうと飼いたくてたまりません。前の猫を亡くしてから、ちょっと時間が経ったのでそろそろいいかなとも思うのですが…。猫とのめぐり会いを心待ちしています。

そんなわけで、このポスターを見た途端、たまらなくなりました。Bunkamura ザ・ミュージアムで開催の「アンカー展」です。少女の抱いた2匹の子猫。なんて、かわいいんでしょ!19世紀のスイスで、国民的人気を博した自然主義の画家、アルベール・アンカー。(1831~1910)

スイス中央部のインス村で生まれたアンカーは、その創作活動の拠点をパリに置いていました。秋から春はパリ、夏だけは故郷インス村で暮らすという、その生活は30年間続いたそうです。しかし、アンカーの描く絵は“インス村の情景”でした。その絵から受ける印象は、ひたすら“やさしさ”。

『少女と2匹の猫』(1888)/『スープを飲む少女』(1898)/『快方に向かう少女』(1878)/『おじいさんと2人の子供』(1881)/『髪を編む少女』(1887)/『筆記板を持つ小学生』(1877)/『学校の遠足』(1872)/『花輪を編む3人の少女』(1868)/『赤ずきん』(1883)など…。

スイスの首都ベルンにある、ベルン美術館。ドゥッチオ、フラ・アンジェリコ、クールベ、セザンヌ、マチス、ピカソ、シャガール、スーチン、カンディンスキー、パウル・クレーなどの作品を収蔵しているそうです。絵画好きの私ですが、スイスの画家のアンカーについてまったく知りませんでした…。

しかも作品の紹介を見ると、私好みの作品ばかり。精密で丁寧な筆致、明るく明快な色使い、空気まで感じさせるような画風。スイスの村のごく普通の生活の情景を、丁寧に丁寧に描いていて感動です。実際に見るのがすごく楽しみ♪アンカー・ファンになるのは、今から確実!!
コメント
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