だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ジャーナリスト、アデルの大冒険!

2010-05-14 21:13:53 | 映画
“アデル”と聞いた時、「アデルの恋の物語」(75)を思い出しました。フランセス・V・ギールの原作をフランソワ・トリュフォーが監督。製作、脚本も。『レ・ミゼラブル』で有名な作家、ヴィクトル・ユーゴーの娘アデル(イザベル・アジャーニ)の物語。

イギリス軍中尉に一目惚れしたアデルが、中尉の任地が変わるたびに付いてまわる狂気の恋。すごかった…。未見の方はぜひ。今度のアデルは、大冒険家!ジャック・タルディ原作をリュック・ベッソンが脚本、監督した「アデル」(10)です。

副題は「フォラオと復活の秘薬」。むむっ、大好きなテーマ!しかもハリウッド製でなく、主人公は女性。さらにリュック・ベッソン!映画のヒロインにこだわるベッソンですもの。思い出すのは、「ニキータ」(90)の アンヌ・パリロー。

「レオン」(94)のナタリー・ポートマン、「フィフス・エレメント」(97)「ジャンヌ・ダルク」(99)のミラ・ジョヴォヴィッチ、「アンジェラ」(05)のリー・ラスムッセン。最近のベッソンは激太りですが、女性好きは変わりませんね(笑)

新作のヒロイン・アデル役は、ルイーズ・ブルゴワン。1981年11月28日フランス・レンヌ生まれ。Cannal+で、“ミス天気予報”をやっていたそうな。また新しいベッソンのミューズの誕生です!楽しみですね。

世界中を駆け巡り、世界中の不思議を解き明かし、そして秘宝を集めるアデル・ブラン=セック(ブルゴワン)。アデルは最新の冒険ルポタージュを出版後、インカ帝国の生き残りの謎を解明するためにペルーに向かうはずでした。

ところが不慮の事故で死に瀕している妹アガット(ロール・ドゥ・クレルモン=トネール)を救うため、一刻も早く“復活の秘薬”を手に入れねばならなくなり…。時は1911年。エジプトの灼熱の砂漠を越え、アデルはとうとう目的のミイラを発見!

それは、ラムセス2世に仕えた医師のミイラ。果たして、アデルは妹のために“復活の秘薬”を手に入れることができるのでしょうか?残忍、冷酷なマッドサイエンティスト・デュールヴー(マチュー・アマルリック)とは?

そして、パリで起きる“翼竜プテロダクティルス事件”とは?すべてのカギを握るルーヴル美術館も登場するので、そちらも楽しみ。ベッソンの描くヒロイン・アドベンチャー、見なくっちゃ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする