だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

盗んだバラの代償は?

2014-09-06 21:09:08 | 映画
『美女と野獣』は、G・ド・ヴィルヌーヴことヴィルヌーヴ夫人が1740年に書いたものが最初。しかし現在よく知られる物語は、ルブラン・ド・ボーモンことボーモン夫人が1756年に…

出版した短縮版とか。そんなことは全く知らず、単に童話があり、映画やアニメになり、ミュージカルプレイになったと思っていました。映画は、ジャン・コクトー監督「美女と野獣」(46)。

ジャン・マレー主演でした。ディズニーアニメは、ゲイリー・トルースデール&カーク・ワイズ監督「美女と野獣」(91)。ミュージカルはNYブロードウェイと、劇団四季でたびたび。

TVMなど他にもありますが、映画最新作が公開されます。クリストフ・ガンズ監督「美女と野獣」(14)です。まず監督に注目。クリストフ・ガンズは「ネクロノミカン」(93)でデビュー。

「クライング・フリーマン」(96)「ジェヴォーダンの獣」(01)「サイレントヒル」(06)に続く、本作。ホラー作品が並びますね。うむ、さぞやダークな作品なんだろうと察します。

ベル(レア・セドゥ)の父親は裕福な商人でしたが、財宝を積んだ船を嵐で失い破産します。都会の贅沢な暮らしから、田舎へ引っ越し。3人の兄と2人の姉は不満だらけ。

ある日、森に迷い込んだ父親が吹雪の中、古城を発見します。主人の姿が見えない謎めいた城の中に入り、命を助けられます。そしてベルのみやげにと、庭のバラを1輪、折ってしまいます。

そこへ現れたのが、世にも恐ろしい野獣(ヴァンサン・カッセル)でした。1日の猶予を与えられた父親は、すべてを話し、ベルは父親の代わりに野獣の住む城へ行くことにします。

盗んだバラの代わりに命を捧げる覚悟のベル。しかし、野獣の要求は毎晩同じ時間に野獣と夕食をすること。やがて、ベルは野獣の意外な過去に気付くのでした。

レア・セドゥは、「マリー・アントワネットに別れをつげて」(12)「アデル、ブルーは熱い色」(13)に出演。ヴァンサン・カッセルは、1966年生まれの47歳。渋い!美しくダークな世界へ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする