だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

グザヴィエ・ドラン、待望の4作目

2014-09-12 21:08:36 | 映画
2013年のマイベストワンは、「わたしはロランス」(12)でした。この作品で、初めてグザヴィエ・ドランの名前を知りました。主演のメルヴィル・プポーは、「ぼくを葬る(おくる)」(05)や…

「ゼロ時間の謎」(07)「ブロークン・イングリッシュ」(07)「クリスマス・ストーリー」(08)などで知っていたし、ロランス役が“トランスジェンダー”だというテーマに惹かれました。

フレッド役のスザンヌ・クレマンの赤く染めた髪にも注目。とにかく魅惑的な映像と10年に及ぶ2人の想いにクラクラ。たちまち、監督、脚本、衣装、編集のグザヴィエ・ドランのファンに。

続けて、デビュー作が劇場公開されました。監督、製作、脚本、主演の「マイ・マザー」(09)です。2作目の「胸騒ぎの恋人」(10未)は、監督、製作総指揮、脚本、編集、主演。

「わたしはロランス」 「マイ・マザー」 「胸騒ぎの恋人」と見る順番は製作順と逆でしたが、もうすっかり夢中。1989年3月20日、カナダのケベック州モントリオール出身。25歳。

19歳で「マイ・マザー」、20歳で「胸騒ぎの恋人」、22歳で「わたしはロランス」を監督し、3作ともカンヌ国際映画祭で上映。すごいです。幸せなことに4作目が公開されます!

監督、脚本「トム・アット・ザ・ファーム」(13)で、3年ぶりの主演も。髪型やファッションに注目してますが、今回はブロンド!原作戯曲は、ミシェル・マルク・ブシャール。

モントリオールの広告代理店で働く、トム(グザヴィエ・ドラン)。恋人のギョームが交通事故で亡くなり、哀しみに暮れるトムは、葬儀に出席するため彼の実家の農場へ向かいます。

そこでトムはギョームが母のアガット(リズ・ロワ)に自分の存在を隠し、サラ(エヴリーヌ・ブロシュ)という恋人がいると嘘をついていたことを知ります。ショックを受けるトム。

ギョームの兄フランシス(ピエール=イヴ・カルディナル)は、トムにただの友人だと嘘をつくよう強要。言われるがままに農場に止まるトム。果たして?ドランの世界へようこそ!
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