だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

カンヌとクリスティアン・ムンジウ監督

2017-01-06 22:15:43 | 映画
お正月映画、見てますか?マイブログは、これから上映の映画メモなので、すでに2月公開作品となってます。でもまだ今月公開、ありました。

ルーマニア出身のクリスティアン・ムンジウ監督は、「4ヶ月、3週と2日」(07)で第60回カンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞。

同じく脚本賞受賞の「汚れなき祈り」(12)以来の日本公開作品が、「エリザのために」(16)です。第69回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞しました。

ちなみに、パルム・ドールは3月に公開のケン・ローチ監督「わたしは、ダニエル・ブレイク」(16未)で、グランプリはグザヴィエ・ドラン監督…

たかが世界の終わり」(16)でした。審査委員長は、ジョージ・ミラー監督。やはりカンヌは、良い作品が集まりますねぇ~。チェックしておきましょう。

ルーマニアの小さな町。医師のロメオ(アドリアン・ティティエニ)には、愛人がいて決して家庭はうまくいっていませんでした。そんなある日のこと。

イギリス留学を控える娘のエリザ(マリア・ドラグシ)を、車で学校まで送るロメオ。ところが、エリザは登校中に暴漢に襲われてしまうのです。

幸い大事には至らなかったのですが、エリザの精神的ショックは大きく、留学を決める卒業試験に支障が出るのでは…と心配するロメオでした。

ケンブリッジ大学の奨学生になれるはずのエリザ。なんとか娘の留学を叶えるため警察署長、副市長、試験監督とツテとコネを駆使するのですが…。

果たして、父が娘のためにしたこととは?カンヌで3度受賞された3作品が、日本で公開されるなんて素晴らしい。未見だったので見なくては。
コメント
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