だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

皆はこう呼んだ、日本のヒーロー『鋼鉄ジーグ』

2017-03-20 21:06:49 | 映画
不思議なタイトルのこの映画、イタリアのガブリエーレ・マイネッティ製作、監督の「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」(15)。ローマ映画祭でプレミア上映され…

2016年2月のイタリア本国で公開。イタリアのアカデミー賞と言われるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で、最多16部門ノミネート。新人監督賞を始め…

最多7部門を受賞したそうです。このタイトルを見て、マンガ好きはもうお分かりと思いますが、モチーフとなったのは日本のアニメなんですって。

永井豪原作『鋼鉄ジーグ』がそれで、1975年10月5日~1976年8月29日にNETで放映。未見なのでまったくわかりませんが、79年にイタリアで…

放送され、監督も大ファンだったそう。テロの脅威に晒される現代のローマ郊外。チンピラのエンツォ(クラウディオ・サンタマリア)は、ひょんなことから…

超人的なパワーを手に入れます。始めは私利私欲のためにその力を使っていたエンツォ。ある日、エンツォが世話になり<オヤジ>と慕う…

セルジョ(ステファノ・アンブロジ)が殺害されてしまいます。遺された娘のアレッシア(イレニア・パストレッリ)の面倒を見る羽目になったエンツォ。

アニメ『鋼鉄ジーグ』の熱狂的なファンのアレッシアは、エンツォをアニメの主人公<司馬宙/シバヒロシ>と同一視して、慕うのでした。

彼女を守るため正義に目覚めていくエンツォと、アレッシアの前に闇の組織のリーダー・ジンガロ(ルカ・マリネッリ)が現れ…。果たして?

製作、監督の他、音楽も担当するマイネッティは、1976年11月7日ローマ出身。日本初登場の本作が日本のアニメ原作とは、うれしいですね。
コメント
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