だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

トラン・アン・ユン監督の美しき花たち

2017-08-06 21:15:07 | 映画
ベトナムのダナン出身、パリ育ちの映画監督、トラン・アン・ユン。1962年12月23日生まれ。「青いパパイヤの香り」(93)で、脚本、監督デビュー。

カンヌ国際映画祭カメラ・ドールと、セザール賞新人監督賞を受賞。2作目の「シクロ」(95)では、ヴェネチア国際映画祭金獅子賞を受賞。

「夏至」(00)、「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」(09)とベトナム、フランス映画で活躍。2010年には、日本映画として「ノルウェイの森」を監督。

最新作は、アリス・フェルネ原作の映画化「エタニティ 永遠の花たちへ」(16)。19世紀末フランス。17歳のヴァランティーヌ(オドレイ・トトゥ)には…

親が決めた婚約者がいましたが、自分で破棄します。それでも諦めないジュールに、初めて心を動かされ結婚します。日に日に深まる愛。

しかし、病気や第1次世界大戦で子供たちを失い、結婚20年目にジュールが亡くなります。そんな不幸が続く中、無事に成長した息子の…

アンリ(ジェレミー・レニエ)が、幼なじみのマチルド(メラニー・ロラン)と結婚。それは、再びヴァランティーヌに喜びを与えてくれました。

そして、マチルドの従姉妹ガブリエル(ベレニス・ベジョ)と夫のシャルル(ピエール・ドゥラドンシャン)とも、頻繁に交流するようになり…

大家族のような賑やかで幸せな日々が続くのでした。果たして、ヴァランティーヌと家族たちの運命は?トラン・アン・ユン監督、初のフランス映画。

華やかな邸宅や調度品、美しいドレスや衣装、緑豊かで色とりどりの花たち。監督の映像美にうっとり。3人の女優と共に、大いに楽しみましょう!
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