監督と女優の“バルバラ”

１１月１６日リニューアルオープンする、渋谷Ｂｕｎｋａｍｕｒａ。６階のル・シネマでは、３０周年記念作品として…

マチュー・アマルリック脚本、監督「バルバラ セーヌの黒いバラ」（１７）が上映。アマルリックは、フランスを代表する俳優で監督です。

ところで、バルバラって？本名：モニック・アンドレ・セール、フランスのシャンソン歌手、作詞・作曲家。１９３０年６月９日、パリ出身。

１９９７年１１月２５日エイズで亡くなります。６７歳でした。道路に名前が付けられたり、コンサートでは発売直後にチケットが完売と…

本当に有名な歌手なのです。１９９０年には来日公演もあったそうです。本作では、１人の女優がバルバラを演じる映画の撮影という設定。

パリ。シャンソン歌手バルバラを描く映画の撮影準備に入り、女優ブリジット（ジャンヌ・バリバール）は、歌声や身振り、細かい癖など…

少しでも伝説の歌姫に近づこうとしていました。一方、イヴ監督（マチュー・アマルリック）もまた、バルバラにのめり込んでいきます。

果たして、映画の行方は？予告編を見ると、マチュー・アマルリック監督のこだわりと雰囲気が満ちていました。ファンなんですねぇ～。

マチュー・アマルリックとジャンヌ・バリバールは、過去にアルノー・デプレシャン監督「そして僕は恋をする」（９６）と…

オリヴィエ・アサイヤス監督「８月の終わり、９月の初め」（９８）で共演しています。バルバラを知るため、２人の共演をぜひ。