だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

アレクセイ・ヴロンスキーのその後

2018-10-30 21:46:25 | 映画
ロシアの作家レフ・トルストイの代表作には「戦争と平和」や「復活」の他、何度も映画化されている「アンナ・カレーニナ」が。

ジュリアン・デュヴィヴィエ監督、ヴィヴィアン・リー主演の48年版。アレクサンドル・ザルヒ監督、タチアナ・サモイロワ主演の67年版。

マルガリータ・ピリヒナ監督、マイヤ・プリセツカヤ主演の75年版。バーナード・ローズ監督、ソフィー・マルソー主演の97年版。

ジョー・ライト監督、キーラ・ナイトレイ主演の12年版。TVMを除いてもたくさん。多くはソ連製ですが、48、75、12年はイギリス製。

最新作、ロシアのカレン・シャフナザーロフ監督「アンナ・カレーニナ ヴロンスキーの物語」(17)は、タイトルにあるように…

主役はヴロンスキーなんです。1904年、日露戦争中の満州。軍医のセルゲイ・カレーニン(キリール・グレベンシチコフ)は…

患者のアレクセイ・ヴロンスキー(マクシム・マトヴェーエフ)と出会います。彼は幼い自分と父から母を奪い、母を自殺に追い込んだ男でした。

物語は、1872年のモスクワ駅にと戻ります。果たして?マイヤ・プリセツカヤの時は、「ダイ・ハード」(88)のアレクサンダー・ゴドノフが、

ソフィー・マルソーの時はショーン・ビーン。キーラ・ナイトレイの時は、アーロン・テイラー=ジョンソンがヴロンスキーでした。

トルストイの名作から、イメージを膨らませたと思われる本作。真実の愛だったアンナとヴロンスキーのその後をぜひ、見ましょ。
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