だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

“奥様”と呼ばれるために

2019-09-03 21:11:09 | 映画
インド映画の次は、ベトナム映画です。予告編を見た時、その美しい風景や鮮やかな衣装や古めかしい屋敷やしきたりなど…

チャン・イーモウ監督「紅夢」(91)を思い出しました。1920年代の中国を舞台に、19歳の少女(コン・リー)が…

ある富豪の第4夫人として屋敷に嫁入りします。本妻や3人の夫人たちの住む居室の外に、赤い提灯が点れば、主人がいる証し。

「紅いコーリャン」(87)、「菊豆(チュイトウ)」(90)と、イーモウ監督とコン・リーのコンビ3作目でした。

名作なので、未見の方はぜひ。そして冒頭のベトナム映画ですが、女性監督アッシュ・メイフェアの長編デビュー作となる…

第三夫人と髪飾り」(18)です。監督自身の曾祖母の体験を基に映画化したそうです。19世紀、北ベトナムの山間部。

絹の里を治める大地主(レ・ヴー・ロン)の元に、14歳のメイ(グエン・フオン・チャー・ミー)は3番目の妻として嫁いで来ます。

息子を出産した第1夫人のハ(トラン・ヌー・イエン・ケー)、3人の娘を持つ第2夫人のスアン(マイ・トゥー・フオン)が暮らす屋敷で…

若くて無邪気なメイは、世継ぎとなる男児を産んでこそ奥様と認められると知るのでした。やがてメイは妊娠。出産を心待ちにする中…

第1夫人の妊娠も発覚。さらにメイは第2夫人の衝撃的な秘密を知るのでした。果たして?改めて女性の生き方を考えます。
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