ジョーカーの誕生

ティム・バートン監督「バットマン」（８９）に登場したジョーカー役は、ジャック・ニコルソン。公開当時、この人しかいないと…

思わせるキャスティングで、ＤＣコミックの人気ヒーロー、バットマン（マイケル・キートン）と共に多いに楽しみました。

ティム・バートンの世界観と、ダニー・エルフマンの音楽も大のお気に入り。次に登場したのが、クリストファー・ノーラン監督が…

作り出した新シリーズ第２弾「ダークナイト」（０８）でのヒース・レジャー。公開前２００８年１月２２日、ヒースが急死したため…

作品はより重く暗～い印象でした。あれから１１年。新たなるジョーカーが登場です。今、誰がなんと言おうとこの人しかいません。

ホアキン・フェニックスです。ＮＹブルックリン出身のトッド・フィリップス監督のオリジナル作品「ジョーカー」（１９）でのこと。

タイトルにあるように、本作はバットマンではなく、大道芸人とし暮らし、コメディアンに憧れていた孤独な男の物語です。

アーサー・フレック（ホアキン・フェニックス）は、『どんな時でも笑顔で人々を楽しませなさい』という母の言葉を胸に…

生きて来ました。やがて彼は道化師のメイクを施し、人々を恐怖に陥れる悪のカリスマと化すのでした。果たして、なぜ？

共演は、マーティン・スコセッシ監督「キング・オブ・コメディ」（８３）のロバート・デ・ニーロ。これは絶対必見です。