だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

黒塗り手記の真相

2021-09-04 21:06:38 | 映画
9月4日、アメリカのバイデン大統領が9.11テロ事件に関するFBIの秘密文書公開を指示したというニュースを見たばかりです。

今年、事件からちょうど20年。もうそんなに経ったのかと、驚きと深い感慨を覚えました。そして「ラストキング・オブ・スコットランド」(06)、

「消されたヘッドライン」(09)などのケヴィン・マクドナルド監督「モーリタニアン 黒塗りの記録」(21)が公開されます。

覚えている方もいると思いますが、9.11の後、事件に関与したとして多くの人物がグアンタナモ収容所に収監された事実があります。

本作は、モハメドゥ・ウルド・スラヒの著書を原作にした社会派ドラマです。アメリカ同時多発テロの容疑者として、キューバにある…

グアンタナモ米軍基地に収容されている、モーリタニア人青年モハメドゥ(タハール・ラヒム)。彼は、裁判すら受けられないまま…

拷問と虐待が横行していました。彼の弁護を引き受けた弁護士のナンシー・ホランダー(ジョディ・フォスター)と、テリー・ダンカン…

(シェイリーン・ウッドリー)は、真相解明のため調査を開始。やがて、恐るべき陰謀によって隠された真実が浮かび上がります。果たして?

軍の弁護士ステュアート・カウチ中佐をベネディクト・カンバーバッチ。他にザッカリー・リーヴァイ共演。2015年、アメリカ政府の検閲で…

多くが黒く塗りつぶされた手記が出版、大ベストセラーとなり、その後世界20か国で刊行されたそう。黒塗り、アメリカにもあったんですね。
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