だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

20年ぶりの大規模ミロ回顧展

2022-01-02 21:03:35 | 展覧会
昨年は絵画展に行くことがすっかり減少。海外からの展覧会が滅法減ってしまったのが、1番の理由でした。でも今年は何だか違います。

海外からの来日展がありそうで期待しています。渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムでは、「ミロ展 日本を夢みて」が開催されます。

本名ジュアン・ミロー・イ・ファラー、1893年4月20日スペインのバルセロナ出身。(1983年12月25日、90歳で死去)

ミロと言えば、可愛い(?)モチーフを散りばめたシュルレアリスムの作品が思い浮かびますが、ダリやマグリットとはちょっと違うイメージ。

スペインの巨匠ミロは、無意識を利用した子供のように自由なドローイングや、故郷のカタルーニャの世界観を表現していると言われているそう。

さらに日本と深い縁があるとか。本展はミロと日本の深い繋がりを紐解く世界初の大規模な展覧会で、約130点の作品と資料が展示されます。

ポスターの男性を描いた作品は、『アンリク・クリストフル・リカルの肖像』(1917年)で、よく見ると背景に日本画が描かれています。

他にも『焼けた森の中の人物たちによる構成』(31年)、56年ぶりに来日する『絵画(カタツムリ、女、花、星)』(34年)、

『ゴシック聖堂でオルガン演奏を聞いている踊り子』(45年)も。日時予約の期間があるようなので、お出かけ前にはぜひチェックを!

なお、NYの世界貿易センターにはミロとジョセフ・ロヨ制作のタペストリーがロビーにあったそうですが、01年に同時多発テロで消失。残念です。
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