だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

消えゆく公営住宅ガガーリン

2022-01-30 21:11:24 | 映画
このタイトルを見た時、絶対ソ連の宇宙飛行士ガガーリンのことだと思ってしまいました。1961年4月12日、人類初の友人宇宙飛行を…

成功させた人。ちなみにアメリカは直後の5月5日に、初の宇宙飛行士アラン・シェパードが搭乗したマーキュリー計画でのこと。

この辺のことは、トム・ウルフ原作、フィリップ・カウフマン監督「ライトスタッフ」(83)をぜひ。すごく勉強になります。

さて、冒頭の映画はファニー・リヤタール&ジェレミー・トルイユ監督「GAGARINE/ガガーリン」(20)です。ポスターにも月が…。

16歳のユーリ(アルセニ・バティリ)は、パリ東郊にある赤レンガの大規模公営住宅ガガーリンで暮らしています。宇宙飛行士ガガーリンの…

名前に由来するこの団地で、自分も宇宙飛行士を夢見る一方、かつて自分を置いていった母の帰りを待ち続けていました。ところがある日…

老朽化と2024年開催のパリ五輪のため、ガガーリン団地の取り壊しが決定。住人たちの退去が進む中、ユーリは母との大切な思い出が…

詰まった団地を守るため、親友フサーム(ジャミル・マクレイヴン)やディアナ(リナ・クードリ)と解体計画阻止に奔走。果たして?

アルセニ・バティは本作がデビュー作。リナ・クードリは「パピチャ 未来へのランウェイ」(19)や「フレンチ・ディスパッチ」(21)、

「オートクチュール」(21)などに出演のアルジェリア出身の29歳。監督2人が短編で初めて制作した作品を、長編映画化。注目です。
コメント (2)
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