だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

インド配信公開から、日本公開の注目作

2022-01-04 20:30:58 | 映画
年末にレンタルしたインド映画、アシュトーシュ・ゴーワリケール監督「ラガーン」(01)を見ていました。主演はアーミル・カーン。

インターミッションのある224分で、アーミルは当時36歳くらい。元々若い見た目で20代みたい。そんな本作のタイトルの意味は「年貢」!

重すぎる年貢を3年間免除してもらうため、イギリス軍将校たちとクリケットの試合をする…という内容。インド映画らしく歌と踊りと人情と…

という多いに楽しめる作品でした。インド映画って良いです。そんなわけで、今年最初のインド映画のご紹介。ジヨー・ベービ脚本、監督の…

ヒンディー語映画「グレート・インディアン・キッチン」(21)です。R・バールキ監督、アクシャイ・クマール主演…

「パッドマン 5億人の女性を救った男」(18)でご存知のように、インドには未だに家父長制、ミソジミー(女性嫌悪、女性蔑視)が存在。

ある夫婦を通してその問題を描いています。ちなみに解説に出てくる『カースト』とは、ヒンドゥー教における身分制度のこと。

現在では憲法で差別行為はもちろん禁止。制度自体は残っているそう。インド南部ケーララ州北部にあるカリカット。高位カーストの男女がお見合い結婚。

夫は由緒ある家柄の出身。両親と同居の昔ながらの風習が残る伝統的な邸宅暮らし。一方、中東育ちで教育もあり、モダンな生活に馴染んでいた妻。

しかし、台所と寝室で男たちに奉仕するだけの生活に疑問を持ち始めます。果たして?本作で、インド女性の苦悩をぜひ知って下さい。
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