だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

母の好きなオペラのアリア

2022-04-27 21:48:46 | 映画
初めまして…のフランスのヨアン・マンカ監督。俳優と舞台演出家としてキャリアをスタートしたマンカ監督、初の長編映画が…

脚本も担当した「母へ捧げる僕たちのアリア」(21)です。南仏の古い公営団地に暮らす14歳のヌール(マエル・ルーアン=ブランドゥ)。

重篤で昏睡状態の母を3人の兄たちと4人で自宅で介護する生活は苦しく、中学生のヌールは夏休みには兄の仕事の手伝いと家事に追われる毎日。

そんなヌールの日課は、夕方になると母親の部屋の前までスピーカーを持っていき、母が大好きなオペラを聴かせてあげることでした。

ある日、教育奉仕作業の一環で校内掃除中のヌールは、歌の夏期レッスンをしていた講師のサラ(ジュディット・シュムラ)に呼び止められます。

歌うことに魅せられ、夢中になっていくヌール。果たして?劇中登場するオペラのアリアは、ジョルジュ・ビゼー作曲『カルメン』、

ジュゼッペ・ヴェルディ作曲『椿姫』、ガエターノ・ドニゼッティ作曲『愛の妙薬』の『人知れぬ涙』、ジャコモ・プッチーニ作曲…

『トゥーランドット』の『 誰も寝てはならぬ』、フランツ・シューベルト作曲『音楽に寄せて』など。ちなみにアリアとは、オペラなどで…

歌われる独唱曲のこと。上記以外にもジャコモ・プッチーニ作曲『蝶々夫人』の『ある晴れた日に』や、『ジャンニ・スキッキ』の…

『私のお父さん』なども有名。オペラって難しいと思いがちですが、アリアのような有名な歌は素晴らしく、オペラへの興味が湧くはず。ぜひ。
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