だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

パトリシア・ハイスミス原作は、面白い!

2017-01-19 15:30:07 | 映画
パトリシア・ハイスミス女史の小説を映画化した作品は、原作の素晴らしさを反映して、映画も素晴らしい!ますは、アルフレッド・ヒッチコック監督…

ファーリー・グレンジャーとロバート・ウォーカー主演「見知らぬ乗客」(51)。ルネ・クレマン監督、アラン・ドロン主演「太陽がいっぱい」(60)は…

アンソニー・ミンゲラ監督、マット・デイモン主演「リプリー」(99)でリメイク。他にも、ヴィム・ヴェンダース監督「アメリカの友人」(77)や…

『殺意の迷宮』をホセイン・アミニ監督、ヴィゴ・モーテンセン主演「ギリシャに消えた嘘」(14)。トッド・ヘインズ監督、ケイト・ブランシェットと…

ルーニー・マーラ主演「キャロル」(15)は、アカデミー賞6部門ノミネート。ハイスミスは、1921年1月19日テキサス州出身、95年2月4日死去。

まだまだ、映画化される作品がありそうです。<未体験ゾーンの映画たち2017>で上映の、アンディ・ゴダード監督「ライク・ア・キラー 妻を殺したかった男」(16)も…

ハイスミスの原作。1960年のニューヨーク。建築家のウォルター(パトリック・ウィルソン)には、クララ(ジェシカ・ビール)という妻がいます。

美しいけど神経質な彼女との息苦しい生活に悩む彼は、ある日、パーティーでエリー(ヘイリー・ベネット)という女性と知り合い、心惹かれます。

それを知ったクララは嫉妬し、自殺未遂を起こすのでした。そんな妻に嫌気がさした彼は、かつて完全犯罪を実行した男に接触することに。

数日後、クララの死体が森の中で発見されます。果たして?ヴィンセント・カーシーザー、エディ・マーサン共演。これは面白そうです!
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とことん、悪徳警官

2017-01-18 20:55:46 | 映画
「ナイスガイズ!」(16)の次は、“バッドガイズ”です。ヒューマントラストシネマ渋谷での<未体験ゾーンの映画たち2017>で上映されるのが…

日本初登場のジョン・マイケル・マクドナー脚本、監督「バッドガイズ!!」(15)です。(公式HPはありません)イギリス映画です、念のため。

ニューメキシコ州アルバカーキ(アメリカです、念のため)。警官のテリー(アレクサンダー・スカルスガルド)は、酒とカントリー音楽が大好きな肉体派。

相棒のボブ(マイケル・ペーニャ)は、おしゃべりで皮肉屋と、2人ともかなり個性派。街のゴミ掃除と称して、パトロールに励んでいました。

でもその実態は、悪人を見つけては脅迫、殴る、ドラッグをくすねる…。バッジを盾に独自の流儀で仕事を行う、テリーとボブ。ある日のこと。

100万ドルの強盗計画を嗅ぎつけ、捜査を開始します。ところが、その計画の背景には裏社会のドンが潜んでいたのです!事態は思わぬ方向へ。

果たしてこの2人、大丈夫?よくある悪徳警官物ですが、予告編を見る限り、ひどい!これがあのデヴィッド・イェーツ監督「ターザン:REBORN」(16)の…

アレクサンダー・スカルスガルド?まっ、あの作品の前年の出演作ですけど。マイケル・ペーニャは、1976年1月13日イリノイ州シカゴ出身。

90年代からTVシリーズやTVMに出演。いつもどこかで見た顔。クリント・イーストウッド監督「ミリオンダラー・ベイビー」(04)と、ポール・ハギス監督…

「クラッシュ」(04)辺りから、知られるように。テッサ・トンプソン、ポール・ライザー、テオ・ジェームズ、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ共演。
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示談屋と私立探偵、コンビを組む

2017-01-17 17:53:09 | 映画
デイミアン・チャゼル監督「ラ・ラ・ランド」(16)で、ゴールデン・グローブ賞(ミュージカル/コメディ部門)主演男優賞を受賞したライアン・ゴズリング。

1月24日のアカデミー賞にも、きっとノミネートされることでしょう。受賞すれは、ゴズリングはオスカー俳優。楽しみ。そんな彼、実は色んな役を演じてます。

ニコラス・ウィンディング・レフン監督とのコラボは有名、「ラブ・アゲイン」(11)のプレイボーイ役、「L.A.ギャングストーリー」(12)の巡査部長役、

「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」(12)のライダー役、「マネー・ショート」(15)の銀行家役、そして初監督を務めた「ロスト・リバー」(14)も。

2月、もう1本公開されます。「アイアンマン3」(13)などのシェーン・ブラック監督「ナイスガイズ!」(16)。「リーサル・ウェポン」(87、89、92)のシリーズの…

脚本家でもあるブラック監督と、製作者ジョエル・シルヴァーが再び組んでます。1970年代のロサンゼス。13歳の娘ホリー(アンガーリー・ライス)を抱える…

シングルファーザーで、私立探偵のホランド・マーチ(ライアン・ゴズリング)。酒浸りでちょっと情けない彼は、ある日、腕力で揉め事を解決する…

示談屋のジャクソン・ヒーリー(ラッセル・クロウ)に無理やり相棒に。13歳なのに運転ができるホリーも加わり、失踪した少女を探すことに。

しかし3人の前に現れたのが殺し屋の、ジョン・ボーイ(マット・ボマー)、オールドガイ(キース・デヴィッド)、ブルー・フェイス(ボー・ナップ)たち。

果たして、この事件の真相は?他に、久しぶりのキム・ベイシンガー共演。現在63歳のベイシンガー。美し過ぎる!女優の鑑です。見ましょ。
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デイミアン・チャゼル監督のミュージカル

2017-01-15 21:50:15 | 映画
映画が大好きな方ならもうご存知のはずですが、1月8日に発表されたゴールデングローブ賞のミュージカル/コメディ部門で、歴代最多7部門受賞。

作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、脚本賞、作曲賞、主題歌賞。2月7日のアカデミー賞大本命です。ちなみにノミネートは今月24日。

その映画のタイトルは、「ラ・ラ・ランド」(16)。監督、脚本は、「セッション」(14)でアカデミー賞脚本賞にノミネートされた、デイミアン・チャゼル。

ラ・ラ・ランドと呼ばれるロサンゼルス、ハリウッド地区。何度も何度もオーディションに落ち、すっかり落ち込んでいる女優志望のミア・ドーラン(エマ・ストーン)。

ある日、音色に惹かれて入ったバーで、ピアノを弾くセバスチャン・ワイルダー(ライアン・ゴズリング)と出会います。彼の夢は、いつか自分の店を持ち…

大好きなジャズを演奏すること。2人はやがて恋に落ち、互いの夢を応援し合うのです。そして店の資金作りのため、あるバンドに入ったセブ。

彼は成功し、2人の心はすれ違い始めます。果たして、2人の恋の行方は?音楽で彩られ、歌あり、ダンスあり、そしてもちろん恋ありの本作。

3ヶ月かけてピアノをマスターし、全編吹き替えなしで演奏したライアン・ゴズリング。エマ・ストーンと2人、すべての歌を歌い、踊っています。

共演は、「セッション」で助演男優賞を受賞したJ・K・シモンズが、レストランの経営者ビル役で登場。もともとどんな役もこなす、演技派脇役。

ライアン・ゴズリングは、1980年11月12日カナダのオンタリオ州ロンドン出身。2000年のデビュー当時から見てます。オスカー、取るかな?
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ヴィンチ村のレオナルド

2017-01-14 21:29:13 | 映画
かなり昔のことですが、NHKで放送されたTVシリーズ「レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯」(72)をご存知でしょうか?337分のドキュメンタリー。

イタリアの映画監督レナート・カステラーニの作品で、主演はフランスのフィリップ・ルロワ、共演はイタリアのオッタヴィア・ピッコロ。

昔から絵画も大好きなので、この作品でダ・ヴィンチにますます興味を持ちました。彼の本名は、レオナルド・ディ・セル・ピエーロ・ダ・ヴィンチ 。

1452年4月15日フィレンツ郊外のヴィンチ村に生まれ、名前のそれは『ヴィンチ村のレオナルド』という意味だと、その番組で知りました。

1519年5月2日、フランスで67歳で亡くなるまでその偉業は世界中の人が知るところ。今までも様々なテーマで来日展が開催されましたが…

今回は映画のご紹介。ルカ・ルチーニ&ニコ・マラスピーナ監督「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美と知の迷宮」(15)。美術館を紹介するドキュメンタリーとは違い…

芸術作品の他、ヴィンチ村などの紹介、さらには俳優を使って、ミラノ公や愛弟子たちとの関係を描いた再現ドラマも挿入されています。

登場するのは、『ラ・ベル・フェロニエール』、『白貂を抱く貴婦人』、『岩窟の聖母』、『ウィトルウィウス的人体図』、『音楽家の肖像』、『イザベッラ・デステの肖像』(未完)

『聖アンナと聖母子、洗礼者ヨハネ』、『ドレファス・マドンナ(ざくろの聖母子)』、『最後の晩餐』、『受胎告知』、『アッセの間』、『洗礼者ヨハネ』

そして『モナ・リザ』。中でも『最後の晩餐』は、世界初の4Kスキャン映像で撮影。本物を見る幸せ、スクリーンでじっくりUPで見る喜び。ぜひ。
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ミルグラム実験とは?

2017-01-13 22:11:05 | 映画
公開中のドイツ映画、ラース・クラウメ監督「アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男」(16)は、見応えある内容でした。ナチス最重要戦犯…

アドルフ・アイヒマンは、1960年潜伏先のアルゼンチンでイスラエルの諜報機関モサドに拘束され、翌61年エルサレムで裁判を受け、翌年5月処刑されました。

「ハンナ・アーレント」(12)や、「アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち」(15)などでご存知の方も多いはず。別に追っかけているわけではないけど…

イーサン・ホークと組んだ「ハムレット」(00)や「アナーキー」(14)の監督、マイケル・アルメレイダ最新作に、“アイヒマン”の名前を見つけました。

それが「アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発」(15)です。主人公のスタンリー・ミルグラム博士は、アメリカ、イェール大学の心理学者。

1961年4月、アイヒマン裁判開廷後間もなくの8月のこと。なぜホロコーストは起きたのか?ごく普通の市民がなぜ権威へ服従してしまったのか?

ミルグラム博士(ピーター・サースガード)は、電気ショックを用いて権威者の指示に従う人間の心理状態を調べる実験を開始します。果たして、その実験とは?

共演は、博士の妻サシャにウィノナ・ライダー、他にアントン・イェルチン、ジョン・レグイザモ、ジム・ガフィガン、アンソニー・エドワーズ、ロリ・シンガー

ウィリアム・シャトナー、デニス・ヘイスバート。意外と豪華。それにしても人間はかくも弱いものなのか?かつて1971年、スタンフォード大学心理学部で…

行われた『スタンフォード監獄実験』を描いたオリヴァー・ヒルシュビーゲル監督「es[エス]」(01)を思い出します。人間って本当に怖い。
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記憶、承ります。

2017-01-12 16:17:47 | 映画
1955年1月18日、カリフォルニア州リンウッド出身のケヴィン・コスナー、もうすぐ62歳。ローレンス・カスダン監督「シルバラード」(85)や…

ケヴィン・レイノルズ監督「ファンダンゴ」(85)で、若~いコスナーに会えます。ブライアン・デ・パルマ監督「アンタッチャブル」(87)とロン・シェルトン監督…

「さよならゲーム」(88)、フィル・アルデン・ロビンソン監督「フィールド・オブ・ドリームス」(89)は、大のお気に入り。製作、初監督を務めた…

「ダンス・ウィズ・ウルブズ」(90)で、アカデミー賞監督賞を受賞。オリヴァー・ストーン監督「JFK」(91)、ミック・ジャクソン監督「ボディガード」(92)と…

ヒット作も!少し低迷した期間もありましたが、常にファンです。公開された作品は、頑張って見ていますとも!良くも悪くも。ファンとはそんなものです。

最新作も見逃せません。「THE ICEMAN 氷の処刑人」(12)のアリエル・ヴロメン監督「クリミナル 2人の記憶を持つ男」(16)。共演者も豪華なので注目です。

CIAロンドン支局のエージェント、ビル・ポープ(ライアン・レイノルズ)は、米軍の核ミサイルを遠隔操作することが可能なハッカー、ダッチマン(マイケル・ピット)の…

居場所を突き止めます。ところが極秘任務中に急死。クウェイカー支局長(ゲイリー・オールドマン)は、記憶の移植実験を研究する脳外科医…

フランクス(トミー・リー・ジョーンズ)に協力を要請。移植するのは、死刑囚ジェリコ・スチュワート(ケヴィン・コスナー)。記憶が失われるまで48時間。

果たして、ジェリコは?ターセム・シン監督「セルフレス/覚醒した記憶」(15)では、記憶を受けた側を演じたライアン・レイノルズ。見なくっちゃ!
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南北戦争の真実

2017-01-11 18:02:23 | 映画
ジャン=マルク・ヴァレ監督「ダラス・バイヤーズクラブ」(13)で、アカデミー賞主演男優賞を受賞したマシュー・マコノヒー。実在したHIV患者を演じるため…

21キロもの減量をして、ガリガリの姿をスクリーンに見せつけました。役柄のために体重を減らしたり増やしたり、髪の毛を抜いたり、歯を抜いたり…。

本当に俳優、女優さんは大変ですね。そんなマコノヒーですが、最新作も実在の人物を演じます。脚本家出身で、「カラー・オブ・ハート」(98)や…

「シービスケット」(03)、「ハンガー・ゲーム」(12)を監督したゲイリー・ロス最新作の「ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男」(16)です。

1862年、激化する南北戦争の最中。南軍の衛生兵ニュートン・ナイト(マシュー・マコノヒー)は、20人以上の奴隷を所有する農園の長男は…

兵役を免除されるという新しい法律を耳にし、怒りが収まりません。そんな時、目の前で甥のダニエル(ジェイコブ・ロフランド)が、戦死してしまいます。

ニュートンは、遺体を家族に渡すため軍を脱走。一方、故郷ミシシッピ州ジョーンズ郡では、南軍が作物や衣服を奪い、女たちを苦しめていました。

軍に刃向かうニュートンは、妻のセリーナ(ケリー・ラッセル)と赤ん坊を置いて逃げざるを得なくなります。追われる身となった彼が逃げ込んだのは…

沼の奥の湿原で、そこは逃亡奴隷たちの隠れ場所でした。ニュートンは、貧しい白人脱走兵と黒人奴隷たち、約500人の反乱軍を率いることに。

果たして?リンカーン大統領よりも早く奴隷解放を実現し、真の自由を求めて戦ったニュートン・ナイト。どんな人なのか、ぜひ見ましょう。
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トム・ハンクス、3Dを売る!

2017-01-07 21:38:02 | 映画
1965年5月23日ドイツのヴッパータール出身、トム・ティクヴァ監督は、脚本、製作、音楽、監督した「マリアの受難」(98)でデビューしました。

日本では3作目の「ラン・ローラ・ラン」(98)で、その名前を知られるようになりました。ケイト・ブランシェットとジョヴァンニ・リビシ主演「ヘヴン」(00)で…

すっかりファンになり、その次に見た「パフューム ある人殺しの物語」(06)で、主演のベン・ウィショーと共にすっかり魅せられました。素晴らしい。

「ザ・バンク 堕ちた巨像」(09)では、クライヴ・オーウェン主演のアクション物に挑戦。渋い。そして、あの「クラウド・アトラス」(12)です。

ウォシャウスキー姉弟との共同監督し、13人もの出演者たちが複数の役を演じました。その中の1人、トム・ハンクスと組んだのが、最新作です。

王様のためのホログラム」(16)は、イリノイ州出身のデイヴ・エガーズの小説が原作。「かいじゅうたちのいるところ」(09)と「お家をさがそう」(09)の脚本と…

「プロミスト・ランド」(12)の原案を手掛けています。大手自転車メーカーの取締役アラン・クレイ(トム・ハンクス)は、業績悪化の責任を問われ解任。

家も車も妻も失ったアランは、なんとかIT企業に再就職します。早速出張を言い渡され、サウジアラビアのジッダにやって来ます。彼に課せられた仕事は…

国王に最先端の映像装置<3Dホログラム>のTV会議システムを売ること。ところが、オフィスはテントが張られているだけ。さらに国王はいつも不在。

果たして、アランは?国王は?共演はアレクサンダー・ブラック、サリタ・チョウドリー、シセ・バベット・クヌッセン、ベン・ウィショー、トム・スケリット。楽しみ!
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カンヌとクリスティアン・ムンジウ監督

2017-01-06 22:15:43 | 映画
お正月映画、見てますか?マイブログは、これから上映の映画メモなので、すでに2月公開作品となってます。でもまだ今月公開、ありました。

ルーマニア出身のクリスティアン・ムンジウ監督は、「4ヶ月、3週と2日」(07)で第60回カンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞。

同じく脚本賞受賞の「汚れなき祈り」(12)以来の日本公開作品が、「エリザのために」(16)です。第69回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞しました。

ちなみに、パルム・ドールは3月に公開のケン・ローチ監督「わたしは、ダニエル・ブレイク」(16未)で、グランプリはグザヴィエ・ドラン監督…

たかが世界の終わり」(16)でした。審査委員長は、ジョージ・ミラー監督。やはりカンヌは、良い作品が集まりますねぇ~。チェックしておきましょう。

ルーマニアの小さな町。医師のロメオ(アドリアン・ティティエニ)には、愛人がいて決して家庭はうまくいっていませんでした。そんなある日のこと。

イギリス留学を控える娘のエリザ(マリア・ドラグシ)を、車で学校まで送るロメオ。ところが、エリザは登校中に暴漢に襲われてしまうのです。

幸い大事には至らなかったのですが、エリザの精神的ショックは大きく、留学を決める卒業試験に支障が出るのでは…と心配するロメオでした。

ケンブリッジ大学の奨学生になれるはずのエリザ。なんとか娘の留学を叶えるため警察署長、副市長、試験監督とツテとコネを駆使するのですが…。

果たして、父が娘のためにしたこととは?カンヌで3度受賞された3作品が、日本で公開されるなんて素晴らしい。未見だったので見なくては。
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