だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ピンク色の雲に要注意!

2022-12-02 15:58:53 | 映画
ジョーダン・ピール監督「NOPE/ノープ」(22)は、「ゲット・アウト」(17)、「アス」(19)に続く3作目のホラー、サスペンス。

見ました?雲の中に潜む想像を絶する(オーバー?)何かが現れるまでの恐怖を描いて、監督のファンは大喜び。監督の脚本も相変わらずクール。

白色や灰色の雲の中には何かいる!って覚えておきましょう。そして今度はブラジルの雲のお話。長編初監督のイウリ・ゲホバージ脚本、監督…

ピンク・クラウド」(20)です。高層アパートの一室で一夜を共にした、ヤーゴ(エドゥアルド・メンドンサ)とジョヴァナ(ヘナタ・ジ・レリス)。

突如、けたたましい警報が鳴り、緊急事態に。世界中に発生した正体不明のピンク色の雲。その雲に触れるとわずか10秒で死に至るというのです。

2人は窓を閉め切って部屋に引きこもり、そのままロックダウン生活に。街は無人となり人々の生活は一変。友人の家から帰れなくなった妹、

看護師と閉じ込められた年老いた父、自宅に一人きりの親友…。事態は一向に好転せず、やがて人々はこの生活が終わらないことを悟り始めます。

月日が流れ、父親になることを望むヤーゴと反対するジョヴァナに、男の子リノが誕生。家の中だけの狭い世界で成長するリノ。

ヤーゴも新しい生活に適応していきます。しかし、ジョヴァナの中で生じた歪みは、次第に大きくなっていくのでした。果たして?

世界中のパンデミックの状況を描いた作品と思い気や、監督は2017年に脚本を書いたそう。とにかくたまには上を向いて雲の色を見ましょう。
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死を知らせるアイルランドの精霊バンシーとは?

2022-12-01 16:38:27 | 映画
たまにあるんですが、英語名の日本語表記がいつの間にか変わってしまうことが。まっ、今のところは以前のままでいいかも。彼の名前は…

バリー・コーガン。(キオガンは馴染みがなくて)1992年10月17日、アイルランドのダブリン出身。30歳になりました。

ヤン・ドマンジュ監督「ベルファスト71」(13)で初お目見えし、ヨルゴス・ランティモス監督「聖なる鹿殺し」(17)や…

クリストファー・ノーラン監督「ダンケルク」(17)、バート・レイトン監督「アメリカン・アニマルズ」(18)、クロエ・ジャオ監督…

「エターナルズ」(21)、デヴィッド・ロウリー監督「グリーン・ナイト」(21)などに出演。とにかく個性的な容姿で、すぐにファンに。

主役ではないけど、いつも気になる存在。これからの活躍に期待しています。最新作は「スリー・ビルボード」(17)の脚本と監督で注目の…

マーティン・マクドナー脚本、監督「イニシェリン島の精霊」(22)です。1923年、アイルランドの小さな孤島イニシェリン島。

住民全員が顔見知りの島で暮らすパードリック(コリン・ファレル)は、長年の友人コルム(ブレンダン・グリーソン)から突然、絶縁されます。

理由もわからず、パードリックは妹のシボーン(ケリー・コンドン)や風変わりな隣人ドミニク(バリー・コーガン)の助けを借り、解決しょうとします。

これ以上関わるなら自分の指を切り落とすと宣言するコルム。果たして?第74回ベネチア国際映画祭男優賞(ファレル)と脚本賞受賞。必見。
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