『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

亡き母の燃え給ふ音のなかにまじる鳥の声あり頬白の声

2025-04-08 06:39:19 | 家族

 

にはかにも
 すこやかにして
  やすらかに
   逝きましし母をおろがみまつる


亡き母の燃え給ふ音のなかに
 まじる鳥の声あり
  頬白の声



きょうは、午前9時から、
きのう、お国替えをされた御霊様の
ご遺体の火葬の儀がある。

コロナ死ということもあり、
家族数名による直葬である。

自分は、次男ながら、
本家を継いだので、
千葉から駆け付けた兄を
差し於いて、
『喪主』にならせて頂いた。

甥っ子の洋ちゃんも
わざわざ車で
東京から来てくれるという。

帰りは父親を乗せて一緒に帰るというので、
有り難い孝行息子である。

ほんに、我が家も、兄貴ん処も、
子ども達はみな親孝行、親族思いの
良い子に育ってくれたものである。

いずれも
亡き母の愛しき孫たちである。

***



四日後のリサイタルの
ソロの6曲を
急遽、追悼曲に変更した。

当初は、初公演の4曲があり、
いずれも、譜面を見て
演奏する予定だったが、
6曲全部を暗譜している「十八番」を
思いを込めてやる事にした。



どの曲も親族・親友・恩人の
ご葬儀で弾かせて頂いた、
曲である。

中でも、『花祭り』は
母親が唯一、好きだ・・・
と言っていた曲なので、
プログラムのトリ曲とした。

 



Tちゃん先生からも
メールがきて、
「むかし、コンサートで
『花祭り』があるから、楽しみ…
と言っておられたので、
ぜひ枕元で聞かせて上げて下さい」
との事だった。

なので、
スマホに当人が聴きに来た
最初で最後の2013年の
リサイタル・ヴァージョンを
聴かせてみた。

カミさんが、
「花祭り、聴こえる〜ぅ!?」
と耳元で訊くと、
コクンと頷いたので驚いた。

カミさんは、
たまたまじゃないの〜…
と、いうが(笑)、
それにしてはタイミングが良すぎて
その前後に頷きなぞしていない。

**

 散るさくら
  残るさくらも
   散るさくら


 裏を見せ
  表を見せて
   散るもみじ

 

 

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母逝く

2025-04-07 10:46:48 | 家族

『家族ライン』より

 おばあちゃんが、今朝方、7時20分に、安らかに、穏やかに、眠るように、旅立ちました……。
 ちょうど、さくらの満開の頃に、おじいちゃんが迎えに来てくれたみたいです…。

 葬儀は行いませんので、帰省した時に、お墓参りをして下さい。

……………

『介護ホーム所長』様へ

 今朝方、7時20分に、安らかに、穏やかに、眠るように、私と家内に看取られて、旅立ちました。

 さくらが満開の頃に、父が迎えに来てくれたみたいです。
 
 退所関連の事務・遺物処理につきましては、本日中に、寄らせて戴きますので、宜しくお願い致します。

 これまで、永らく、お世話になりまして、誠にありがとうございました。
 心より、お礼申し上げます。

……………

朝の5時半頃、
枕元で『金平糖の踊り』が鳴り
目が覚めた。

病院からの危篤の知らせだった。

おとついも、一度あり、
夜中に駆け付けたが、
その時は、呼吸が乱れ始めて
終末期に起こる
チェーン・ストークス呼吸の兆候が
現れ始めた時だった。

無呼吸状態と深呼吸が間欠的に
リズミカルに繰り返していた。

頻脈ではあったが、
心拍は安定していた。

今朝方、6時に
病室に着くと、
そこから、カウントダウンするように
呼吸数が漸減し、半時のうちに、
0になった。

 

そこから、110あった心拍数が
90、80、70、60、50、40、30、20…
と見事に減衰し、
最期に0になった。

それは、
見事なソフト・ ランディングだった。

数値を視認しながら、
自分も無事に降りたような心持ちになり、
(グッド・ジョブ❗️)
と、心のなかでサムアップした。

父はもとより、
親族の誰もが
彼岸で出迎えてくれた事を
確信できた。

「ご苦労さん。
ずいぶん、長生きしたこと…」
という、父の戯れ言まで
聴こえるようだった。

初めての看取りだったが、
羨ましいような
人生の最期だった。

自分もこうありたいなぁ……
とも、思わされた。

枕元には、
金光教の御神米を置き、
耳元で御神号奉唱を
ずっとさせて頂いたので、
それを聴きながらの
大往生であった。

この為に、
家族では自分だけが
母親からの信仰を
受け継いだような気もした。 

今日からは
家族一同を、ご霊徳でもって
見守る御霊様になられた。





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チェーン・ストークス呼吸

2025-04-06 07:40:01 | 家族

昨晩は、
夜のカウンセリングが終わると
老母の病院から連絡が入り、
血圧が測れず、息も途切れる
チェーンストークス呼吸だというので、
カミさんと駆けつけた。

二日前には意識があったが、
もう、やっと呼吸しているようで
声を掛けても目は開かなかった。

それでも、カミさんが
手を握って声を掛けると
モゾモゾと手を動かしたり、
口をパクパクさせて、
アクビをしたので驚いた。

元々、認知症が進み、
「あー、うー…」
しか言えなかったが、
何をか喋ろうと
しているようにも見えた。

呼吸は、自分の
睡眠時無呼吸症候群のように、
時折、止まり、また復活する…
というものだったが、
AIに拠れば、
チェーンストークス呼吸は、
浅い呼吸から深い呼吸にだんだん変わり、
また浅くなって無呼吸になり、
それが繰り返されるという。

心不全や終末期の神経系の低下などに
見られ、規則的で周期的な
呼吸のリズムが特徴だそうな。

夜中の10時過ぎだったので、
そのまま、残って看取ることも出来たが、
看護師のみで当直医は来ておらず
先の予測も不能なので、
枕元で死を待っているような時が
いたたまれないので、
いよいよの時には連絡してくれるよう
依頼して、近所でもあり、
一旦、帰宅することにした。

舅や夫を看取った
イツメンの叔母ちゃんに
危篤の電話をすると、
症状から見て、今夜が山だろう…
とのことだった。



帰宅後、臨床像から
AIに、予後を問うてみた。



お母様のご容態について、
おつらい中でのご相談と
お察しいたします。

ご記載の情報から判断すると、
お母様の状態は非常に重篤で、
終末期(いのちの最終段階)に
近づいている可能性が高いです。 

それぞれの症状の意味を
説明いたします。

1. 血圧が測定できない

 これは、血圧が極端に低下しているか、心臓のポンプ機能が限界に達している可能性を示します。
 末梢循環(手足などへの血流)が悪くなっていて、機器で測れないほど低下している状態です。

2. 頻脈状態

 頻脈は、心拍数が増えている状態で、これは体が必死に酸素を全身に送ろうとしているサインです。
 ただし、心拍が速いからといって血圧が保たれているとは限りません。
 限界に近づいた心臓が頑張っている状態です。

3. チェーン・ストークス呼吸

 これは、呼吸が浅くなったり深くなったりを繰り返し、無呼吸の時間も出てくる呼吸のパターンです。
 これはしばしば、脳の呼吸中枢が弱ってきているときや、終末期に見られる兆候です。

☆総合的な判断

 これらを総合すると、全身の臓器機能が低下し、命の終わりに近づいている可能性が高いと思われます。
 医療者からも「かなり危険な状態」と説明されている通り、残された時間が限られているかもしれません。

☆ ご家族としてできること

⁂医師に状態の見通し(予後)をはっきり聞く
 例:「今の状態で、どれくらいの時間が残されていると考えられますか?」

⁂可能であれば、最期の時間を一緒に過ごす
 手を握る、声をかける、そばにいるだけでも、きっとお母様の心に届きます。

ご心配やご不安も大きいと思います。
必要であれば、医師の説明を一緒に整理したり、ご家族に向けた言葉もお手伝いしますので、いつでも話しかけてくださいね。

……

+++

リサイタル直前なので、
毎日、ハードな練習を課しており、
カラダ中で痛くない処が
ないくらいである。

なので、風邪でも
感染症でもないのに、
怠さと全身痛で
鎮痛剤が要るほどである。

ギターの弦を押さえる
荷重圧力はおよそ3Kgほどだが、
それを2時間も続けていれば、
そうとうの運動量になるだろう。

だから、一時間もやると
汗ビッショリになるのである。

67歳で、毎日、それだけの
運動を続けていれば、
そりゃ、全身痛にもなろう
というものである。

でも、やんなきゃなんないから、
因果なものである。

【奏でられる者は  
 奏でなければならない】
という箴言があるが、
その後に、思いつくのが…
【世のため 人の為】
というフレーズである。

だよなぁ…。
自分に出来る事といったら、
これくらいだもんなぁ…。
…と、よく思う。

なので、一人でも
「癒された」という人が居る以上、
身銭を切って、身命を捧げて出来る
ヴォランティアだもんねぇ…。



きのうは、6時に起きて
朝から11時まで
頒布会用のCDを
3種類9枚製作した。

………

前回、温泉浴場で、カミさんが、
ロッカーの鍵を失くした人の
お手伝いをしたら、
見つけたお礼にと回数券を
四枚も下すった。

一回九百円なので
3600円分も頂いたことになる。

きのうは、さっそく、
カミさんと使わせてもらった。

ついでに、お食事処で
鉄火丼と鮭親子丼を食してきた。

湯上がりに
タップリ水分を取り
ミッチリとマッサージ機をやったら、
ご飯のブドウ糖も体に廻って
大分とカラダの痛みが和らいだ。



トドメには
アイス最中と苺ソフトもやって、
糖分を補給した。


ささき牧場では、
オオイヌノフグリが
青い絨毯のように群生が
拡がっており、
カミさんが
「ネモフィラみたいだねい…」
と、喜んでいた。



帰宅したら、玄関先に
Amazonからボックスで
『そばもん』全集20巻と
『テルマエ・ロマエ』
『龍と苺』の最新巻が
届いていた。

夜からは
カウンセリング仕事があったので、
それまで、漫画を読みながら
ゴロゴロしていた。



そしたら、カミさんが
2階まで、巨大な苺を
持ってきてくれたが、
あいにくと、口内炎の箇所があり 
その酸味がヒリヒリしみた。
😭🍓

……

今日も、午後から
合わせの練習があるので、
ヘタってきたフラメンコギターの
2.3番弦を交換した。

右指の腹で弦の底を
ダーッと滑らせてみると、
フレット圧による凹みが
ボコボコ感じられたら、
替え時なのである。

そうなると、十分に振動せず、
また、音程も狂ってくる。

なので、消耗品なので、
定期的な交換が要る。

これも、昨今では
値上がりして、
ここ十年で1.5倍位になった。

全弦を交換すると
5000円ほどかかってしまう。

……

 

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両親コラボ室礼

2025-04-05 07:32:09 | 室礼改め

まだ、春休みなので、
きのうは、
日中の練習は一休みして
ロビー頒布会用のCD作りをした。

一昨年、チャレンジした
一日一曲録画という
ハードな自己鍛錬の結果、
365曲ものレコーディングができた。

その中から、
カテゴライズして、
魔女宅もの10曲と
ギター&リュートフォルテもの16曲を
セレクトして2種類を3枚ずつ作製した。

 



ジャケットには
初めてAIを使って
少女の魔女と黒猫を油絵風に、
とプロンプトした。

そしたら、一発で
見事なオリジナル画像を
クリエイトしてくれた。

 



もう、一枚は
著作権が切れてそうな
古典絵画を画像ソフトで
コラージュした。

2013年のリサイタルから、
ずっとワンコインで販売しているが、
素人のホームメイドなので
マルシェに出品する
セミプロ作家さんみたいな
感じかも知れない。

さすがに、200工程以上ある古楽器は、
ヤフオクでは数万円の値をつけるが、
CDは100均でも売ってるので、
ワンコインでも忸怩たる思いがする。





玄関室礼を
亡父の遺墨に合わせて、
現在、入院闘病中の老母の
メモ書きを取り合わせてみた。

 



それこそ、
子どもたちがまだ幼い頃、
元気だった頃は、
こんな感じで、よく買い物に
行っていた。





庭の山椒が新芽を吹いたので、
さっそく、紅茶で言う処の
ファーストフラッシュを手摘みした。

夕飯にこしらえた
鉄火丼の酢飯の香り付けに
用いてみた。



ゲオのレンタルで
19巻まで面白く読んだ
将棋漫画の『龍と苺』だが、
19巻目の途中で、
突然、噺が100年後…
という時間軸になり、
面食らってしまった。😳🌀

ナンジャこりゃ〜‼️
ってなもんである。😱💦

ギャグでも何でもない
シリアス物での
いきなりのタイム・ワープに加えて、
とっくに死んでるはずの苺が
中学生の姿のままで登場し、
かつてのライバルたちのひ孫たちと
将棋を指す、という
トンデモなぶっ飛んだ展開になった。

永年読んできたマンガの手法から
逸脱するようなシュールさだが、
最新巻がでたので、
レンタル店に入るのを待っていられず、
Amazonに注文した。

ついでに、
ネタバレ覚悟でレヴューを見たら、
コミックでなく、連載誌の既読者が、
ビックリだけど納得の
伏線回収があるので、作者を信じて…
というのがあり、
マンガオタクには
ドキドキものである。

映画化された『響』の
作者でもあるので、
どんでん返しがあるのかもしれない。



押見修造の『血の轍』も
コマ割りやラフ描写で
かつて見ない心理描写を表現して
耳目を惹いた。

テーマも、サイコチックな母と
息子の異常な関係を描いた
サイコスリラーで、
多くの読者に衝撃を与えたと思う。

これなぞも
映画化されてもいいような
シュールなものだった。

……

ソーちゃんが王将戦の
七番勝負で4−1で勝ったので、
対局で訪問出来なくなった地に
わざわざ赴いて、地元の小学校で
講演をして、児童たちに
夢を与えてくれた。

………

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【漫画だけが人生さ】( ´艸`)

2025-04-04 07:39:49 | まんが


きのうは、
午後から入院している老母の
様態説明を主治医から聞いてきた。

温厚で礼儀正しい老医師と
親切な看護師さんで
メディカルスタッフには
恵まれたみたいだ。

相変わらず楽観できる状態ではないが、
ベストは尽くして頂いてるようだった。

帰りに、集中治療室に
本人の顔を見に寄った。

帰宅後、さっそく、
Tちゃん先生に
メールのお届けをさせて頂いた。




先生に於かれましては、
日々の御祈念、
ありがとうございます。

本日、主治医からの
様態説明がありまして、
コロナは乗り切ったようですが、
誤嚥性肺炎を起こしており、
その治療をしているとの事でしたが、
貧血が日ごとに悪化し、
タール便が出た事から
胃もしくは十二指腸の潰瘍が
疑われるとのことでした。

貧血の値がこれ以上進むと
輸血をする必要があるとかで、
内視鏡・開腹手術は高齢なので
侵襲性が高い為に出来ないとの事で、
止血剤で様子を見ている現状です。

ホームの所長さんも
説明を受けに来て下さり、
入院直前まで、通常便だったとの事で、
入院によるストレスでの
一過性の潰瘍じゃないかとの事でした。

そうであって、出血が止まってくれれば
いいのですが・・・。

現在も集中治療室で
通常の10倍の高濃度酸素を
吸入していますが、
血中酸素濃度と血圧は
安定しているようですが、
貧血が進み、末梢循環不全で
指先が冷たくなっていました。

自分と所長さんが、
枕元で声をかけると、
目を開けて、こちらを見ていました。

ただ、呼吸は浅く、
動画でよく視る、
仔猫が危篤状態の時にする
息の仕方を思い出しました。

痛み、苦しみはないように見えますが、
命の灯が消えそうな弱々しさでした。

どうぞ、神様に、
病人のお見守りと、
良きお繰り合わせのお取次ぎを
よろしくお願い申し上げます。



ご連絡ありがとうございます。

御様態を案じておりました。

コロナを
乗り越えさせて頂きましたこと、
神様に御礼申させて頂きます。

いま現在、
誤嚥性肺炎を起こし
治療をして頂いているとのこと。

さらに、
潰瘍の疑いによる出血が続いて
止血剤で処置して頂いており、
指先も冷たく呼吸も浅く、
予断を許さない状況とのこと。

引き続き、神様に、
速やかな回復と
お母様をお守り下さるよう
取次させて頂きます。

++++++++++



毎月、給料日には、
今月のお小遣い分で
好きなマンガを大人買いしている。

今月は、
Amazonとヤフオクで
『そばもん』と『墨攻』の
全集を廉価で購入前した。

どちらも、
すでに、レンタルで
ニ回ほど読んだが、
近所のレンタル店が二つともなくなり
再読出来なくなったので
買うことにした。

ついでに、
『テルマエ・ロマエ』の
最新の続巻が出てたので
二冊セットをも注文した。

【漫画だけが人生さ】
というのが
自作箴言である…。😍💕

もう、映画もドラマも小説も
けっこうなのである……。

……

二十年ほど前には、
まだ、教会活動に参加しており、
四月一日の勧学祭では
会の進行係も毎年務めていた。

ナッちゃんやアキも
餅つきに参加して、
お餅ランチを頂いて、
参拝後にノートを頂いていた。

フェイスブックの
振り返り機能で
過去のブログに触れ
懐かしく思い返していた。

 

 

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