帰り際、強い霧雨に当たった罪障消滅中という名の福運下落を受けた私である。
ま、霧雨程度で済んだのだから良しとしよう。
霧雨……霧雨ねぇ……。
“東方Project”のメインキャラクター、霧雨魔理沙をモデルにしたのが、“大魔道師の弟子”のエレーナ・マーロンである。
モデルの霧雨魔理沙は愛らしいホウキ乗りの魔法使いなのだが、私が彼女をモデルにして稲生勇太達への敵キャラとして出した時は、どちらかというとブスキャラだった。
が、しかし味方となった現在ではモデルの通りに愛らしいキャラクターになっている。
今ではどちらかというと、メインキャラクターというより、コメディリリーフや狂言回し的な立場で登場させることが多い。
本来はイリーナがその立場なのだが、彼女が何らかの理由で不在の時に、よく彼女が現れるのはこの為だ。
……って、そんなことはどうでも良い。
“慧妙”5月1日号のコラムのおかげで溜飲の下がった法統相続についてだ。
件のコラムでは結婚して子供がいるにも関わらず、その子供に仏法を継がせないのは謗法である旨が書かれている。
また、継がせようとしても反発して謗法を犯し、何度諌めてもそれを改めない場合は勘当せよという厳しいものだ。
日有上人の化儀抄なんだってね。
法統相続の話になる時、既に結婚していることが前提で話が進む理由も分かった。
要は、法統相続というのは結婚してから考えるものであって、私らのような独身者が現段階で考えるべきことではないということだ。
なので、法統相続の為に結婚するというのは間違いということになる。
あくまでも自然な男女の縁でもって結婚し、子供もできたからには、この教えを継がせなさいということであるようだ。
したがって、現段階において(恐らくは今後も)その立場に無い私らは、引き続き他人を折伏して行くことになる。
この日有上人の化儀抄を見て、私は顕正会を思い出してしまった。
顕正会の女子部・婦人部では、浅井会長が表立って指導していないものの、顕正会活動に協力的でないばかりか、容認もしない彼氏や旦那とは別れろという空気が蔓延しているのだという。
そして実際に別れたり離婚したりした場合、むしろお祝いされるとかされないとか。
いつぞやだったか、パラパラ茜のオバハンも似たようなことを書いていたね。
顕正会員が日有上人の化儀抄を知っているとは思えない(それどころか、日有上人が第何世の猊下様かも知らないだろう)が、その教えを拡大解釈すると、子供だけでなく、配偶者においても謗法を改めないようであれば別れろという風に捉えることも可能であり、正に顕正会ではそれを実際に行っていると言える。
顕正会では法統相続についての指導は行っていない。
何故なら、行う必要が無いからである。
一家広布は大変喜ばしいこととされてはいるが、実際に顕正会に入会できるのは高校生以上からだというのは有名な話である。
それより他人を折伏することが最優先とされ、それは戦力にならない子供を入れるより、即戦力を募集しているからだと見ることは可能だし、多分当たっている。
洗脳大好きの顕正会なら、むしろ子供のうちに入信させて、子供のうちから洗脳教育を行えば良いと思うが、何故だかそれをしない。
それよりも数そのものを増やしていることを優先しているからだというのは、容易に想像がつく。
数だけ増やしたい所にとっては、法統相続というのは実は最も効率の悪い教化であるということだ。
だから、顕正会ではその指導を捨てた。
グタグダになってしまったが、顕正会が奇しくも日有上人の化儀抄と似たようなことをしているというのは、何ともまあ皮肉であると思ったまでだ。
法統相続という言葉は知らなくても、恐らく家族持ちの会員なら、きっと子供にも勤行はさせているはず。
そして高校生になったら、入会させようと考えているだろう。
法統相続に掛ける思いは、実は法華講員も顕正会員も変わらない。
ただ、私の場合、いずれにおいても一代法華で終了するという所も変わらないということだ。
確かに所属先は変わったし、活動内容も変わった。
足しげく大石寺参詣を行うことで、氷山の一角程度の知識だが、顕正会にいては分からない仏法についても分かるようになってきた。
しかし、本質的にはまだ私は何も変わっていないのだろうと思う。
差し当たり、“顕正会版人間革命”と“妖狐 威吹”は、実写版“人間革命”並みの黒歴史ということで。
ま、霧雨程度で済んだのだから良しとしよう。
霧雨……霧雨ねぇ……。
“東方Project”のメインキャラクター、霧雨魔理沙をモデルにしたのが、“大魔道師の弟子”のエレーナ・マーロンである。
モデルの霧雨魔理沙は愛らしいホウキ乗りの魔法使いなのだが、私が彼女をモデルにして稲生勇太達への敵キャラとして出した時は、どちらかというとブスキャラだった。
が、しかし味方となった現在ではモデルの通りに愛らしいキャラクターになっている。
今ではどちらかというと、メインキャラクターというより、コメディリリーフや狂言回し的な立場で登場させることが多い。
本来はイリーナがその立場なのだが、彼女が何らかの理由で不在の時に、よく彼女が現れるのはこの為だ。
……って、そんなことはどうでも良い。
“慧妙”5月1日号のコラムのおかげで溜飲の下がった法統相続についてだ。
件のコラムでは結婚して子供がいるにも関わらず、その子供に仏法を継がせないのは謗法である旨が書かれている。
また、継がせようとしても反発して謗法を犯し、何度諌めてもそれを改めない場合は勘当せよという厳しいものだ。
日有上人の化儀抄なんだってね。
法統相続の話になる時、既に結婚していることが前提で話が進む理由も分かった。
要は、法統相続というのは結婚してから考えるものであって、私らのような独身者が現段階で考えるべきことではないということだ。
なので、法統相続の為に結婚するというのは間違いということになる。
あくまでも自然な男女の縁でもって結婚し、子供もできたからには、この教えを継がせなさいということであるようだ。
したがって、現段階において(恐らくは今後も)その立場に無い私らは、引き続き他人を折伏して行くことになる。
この日有上人の化儀抄を見て、私は顕正会を思い出してしまった。
顕正会の女子部・婦人部では、浅井会長が表立って指導していないものの、顕正会活動に協力的でないばかりか、容認もしない彼氏や旦那とは別れろという空気が蔓延しているのだという。
そして実際に別れたり離婚したりした場合、むしろお祝いされるとかされないとか。
いつぞやだったか、パラパラ茜のオバハンも似たようなことを書いていたね。
顕正会員が日有上人の化儀抄を知っているとは思えない(それどころか、日有上人が第何世の猊下様かも知らないだろう)が、その教えを拡大解釈すると、子供だけでなく、配偶者においても謗法を改めないようであれば別れろという風に捉えることも可能であり、正に顕正会ではそれを実際に行っていると言える。
顕正会では法統相続についての指導は行っていない。
何故なら、行う必要が無いからである。
一家広布は大変喜ばしいこととされてはいるが、実際に顕正会に入会できるのは高校生以上からだというのは有名な話である。
それより他人を折伏することが最優先とされ、それは戦力にならない子供を入れるより、即戦力を募集しているからだと見ることは可能だし、多分当たっている。
洗脳大好きの顕正会なら、むしろ子供のうちに入信させて、子供のうちから洗脳教育を行えば良いと思うが、何故だかそれをしない。
それよりも数そのものを増やしていることを優先しているからだというのは、容易に想像がつく。
数だけ増やしたい所にとっては、法統相続というのは実は最も効率の悪い教化であるということだ。
だから、顕正会ではその指導を捨てた。
グタグダになってしまったが、顕正会が奇しくも日有上人の化儀抄と似たようなことをしているというのは、何ともまあ皮肉であると思ったまでだ。
法統相続という言葉は知らなくても、恐らく家族持ちの会員なら、きっと子供にも勤行はさせているはず。
そして高校生になったら、入会させようと考えているだろう。
法統相続に掛ける思いは、実は法華講員も顕正会員も変わらない。
ただ、私の場合、いずれにおいても一代法華で終了するという所も変わらないということだ。
確かに所属先は変わったし、活動内容も変わった。
足しげく大石寺参詣を行うことで、氷山の一角程度の知識だが、顕正会にいては分からない仏法についても分かるようになってきた。
しかし、本質的にはまだ私は何も変わっていないのだろうと思う。
差し当たり、“顕正会版人間革命”と“妖狐 威吹”は、実写版“人間革命”並みの黒歴史ということで。