人生日訓(726)
「不善改むる能(あたわ)はざるこれわが憂いなり」
孔子の言葉である。これを見ても、いかに、人間というものが
自分の不善、悪行、悪い習性というものから脱却してゆくこと
の難しさをつくづく感じる次第である。と同時に、最終の「こ
れ我が憂ひなり」と言っていることで、孔子が不善を改め得な
いことを気にし、心配し、朝夕に何とかしたいものだと苦心し
ている気持ちが手に取るようにわかるのも嬉しい。こうしたこ
とを憂いとすることが、人間としての道徳なのであろうか。私
にも、この気持ちが、特にこの頃、よくわかるのである。
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7月かエア咲く花「鳳仙花 (ほうせんか)」
開花時期は、 7/ 1 ~ 9/20頃。 夏から初秋にかけて咲く。 ・インド近辺原産。 日本には17世紀頃に渡来。 ・花を鳳凰(ほうおう)に 見立てた中国名。 ・島倉千代子の唄の題名。 ・実は熟してくると、 はじき出される。 ・別名 「爪紅(つまべに)」 昔、鳳仙花の花で 爪を染めたことから。
(花図鑑より)