たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

芽吹きの山を  白に染める辛夷の花

2013-03-21 21:50:23 | 散策の詩

早春の山で一番先に目立つ花が辛夷。
花が咲くまで辛夷の木があるかは知らなくても、





あっという間に咲き出して殺風景だった山を白色で引き立てる。
「辛夷の花の盛りが苗代の盛り」という言い伝えが、
全国の農村部に残っているそうです。





辛夷が咲く頃が田仕事(田植え・苗代作り)を始める時期だという。
別名「田打ち桜」とも言われていることを知りました。






この辛夷の花、桜とは違って散り際の情けない姿は気の毒です。
 快晴の本日、撮りたての画像です。