たにしのアブク 風綴り

87歳になります。独り徘徊と追慕の日々は永く切ない。

コイの季節には青空が似合います。

2015-05-04 09:23:11 | Lyricism

桜の季節とはうって変わって、青空が続いていますね。
コイの季節には青空が似合います。



でも最近、近在の農家の庭先の鯉や幟が少なくなりました。
当地に移ったころは、梨農家の庭先には高い支柱が立って、
何匹もの緋鯉、真鯉、吹流しが五月の空に泳いでいました。
少子化がコイまで失くしてしまったようです。



我が家でも3人の男の子のために毎年出しました。
3人とも出て行って独立した後、
コイは納戸で30数年間眠っていました。



ゴミ出しには偲びがたく、文化施設に差しあげて、
五月の春祭りのイベントの活用していただくことにしました。
今日、それらのコイを見に行ってきました。





風が無くて、泳いでいる姿は見られませんで、
だらしなくぶら下がっているだけで、情けない感じでしたが、
確かに、あれと、これと、マゴイ、ヒゴイ、コゴイと分かりました。



30数年ぶりに仲間たちと、五月の空気を吸っているようでした。
大勢の子どもたちに見てもらいましょう。