南米初開催となる障害者スポーツの祭典、
第15回夏季パラリンピック・リオデジャネイロ大会が、
7日夜(日本時間8日午前)開幕しました。
開会式を全部見ました。リオ五輪開会式以上に胸が熱くなりました。
大会には159カ国・地域から約4400人が参加します。
初の難民選手団も入場しました。
日本から132人が参加します。
国も違い、人種違う。皮膚の色も、髪の色お違う。
コスチュームも、おしゃれも違う。
ここまではリオ五輪と同じです。
しかし、ここが違うのです。
歩けない人、車椅子の列、杖の人、見えない人、手先の無い旗手。
手の無い人、常人の半分くらいの背丈の人。
入場してくる障害者選手は歓喜を弾かせています。
多様な渾然たる光景が展開されました。
でも、みな人間たちは自信に満ちた笑顔は同じでした。
義足や義手、車椅子を縦横に操り、ぶつかり合う球技、時速30キロにもなる車椅子マラソン。
また、伴走者と一体になって走るマラソン。
水の中では自由になれると言う隻腕の水泳選手。
なんと言う美しさでしょう。
障害を持つハンディは微塵も感じられない。
可能性は無限に引き出せる勇気が発信されています。
大会のテーマは「限界のない心」です。
パラ旗の入場行進は立てない、歩けない子ども等が、
パパ等に支えられて、足の甲に乗っての行進です。
雨中の聖火リレーには感動のハプニングもありました。
両足義足のエイミー・パーディさん。
ソチパラのスノーボードクロスでメダリストになりました。
最先端テクノロジーロボットと華麗な競演です。
聖火最終ランナーとして、
ブラジルで最多メダルリストの競泳のクロドアルド・シルバ選手が、
聖火台に灯をともし、パラリンピックが開幕しました。
この時間、
小中学生、高校生らは、登校準備や途中で見た者はなかったでしょうが、
絶対に見て貰いたい教材でした。
これほどの生きた教材は、すべての教科書・授業に勝るものです。
教育委員会・学校当局にお願いしたい。
子どもたちに見せてあげてください。
2時間くらい授業を潰してもいいから、全校で開会式の録画テレビの観賞をして戴きたいものです。
生徒が変わるかもしれません。
写真は順序を追っていません。すべてテレビ画面の撮影です。
最後まで見て戴きありがとうございます。
この記事お勧めです。「パラリンピックを10倍楽しむ方法」
たにしの爺