たにしのアブク 風綴り

87歳になります。独り徘徊と追慕の日々は永く切ない。

人間の多様性の輝きに満ちて、リオ・パラリンピックが開幕

2016-09-08 17:19:40 | Nationalism

南米初開催となる障害者スポーツの祭典、
第15回夏季パラリンピック・リオデジャネイロ大会が、
7日夜(日本時間8日午前)開幕しました。
開会式を全部見ました。リオ五輪開会式以上に胸が熱くなりました。







大会には159カ国・地域から約4400人が参加します。
初の難民選手団も入場しました。
日本から132人が参加します。 







国も違い、人種違う。皮膚の色も、髪の色お違う。
コスチュームも、おしゃれも違う。
ここまではリオ五輪と同じです。







しかし、ここが違うのです。
歩けない人、車椅子の列、杖の人、見えない人、手先の無い旗手。
手の無い人、常人の半分くらいの背丈の人。







入場してくる障害者選手は歓喜を弾かせています。
多様な渾然たる光景が展開されました。
でも、みな人間たちは自信に満ちた笑顔は同じでした。





義足や義手、車椅子を縦横に操り、ぶつかり合う球技、時速30キロにもなる車椅子マラソン。
また、伴走者と一体になって走るマラソン。
水の中では自由になれると言う隻腕の水泳選手。







なんと言う美しさでしょう。
障害を持つハンディは微塵も感じられない。
可能性は無限に引き出せる勇気が発信されています。
大会のテーマは「限界のない心」です。





パラ旗の入場行進は立てない、歩けない子ども等が、
パパ等に支えられて、足の甲に乗っての行進です。
雨中の聖火リレーには感動のハプニングもありました。


 
両足義足のエイミー・パーディさん。
ソチパラのスノーボードクロスでメダリストになりました。
最先端テクノロジーロボットと華麗な競演です。







聖火最終ランナーとして、
ブラジルで最多メダルリストの競泳のクロドアルド・シルバ選手が、
聖火台に灯をともし、パラリンピックが開幕しました。



この時間、
小中学生、高校生らは、登校準備や途中で見た者はなかったでしょうが、
絶対に見て貰いたい教材でした。





これほどの生きた教材は、すべての教科書・授業に勝るものです。
教育委員会・学校当局にお願いしたい。
子どもたちに見せてあげてください。





2時間くらい授業を潰してもいいから、全校で開会式の録画テレビの観賞をして戴きたいものです。
生徒が変わるかもしれません。





写真は順序を追っていません。すべてテレビ画面の撮影です。
最後まで見て戴きありがとうございます。

この記事お勧めです。「パラリンピックを10倍楽しむ方法」
たにしの爺