写真は通海の甘酒(2008年8月撮影。)。一年中、醸造されている。
ドライブインのある玉渓市通海県曲陀関村は標高1900メートル台の雲貴高原からなだらかに標高を下げてくる地点にあり、標高は1877メートル。さらに20キロ先の通海県の中心地・秀山鎮が1815メートルで、以後も前回、取り上げた建水中心部の1482メートルに向けて下り坂となる。
通海のドライブインを過ぎてからの、急速な高度変化のために、しばしば耳が痛くなった。このあたりは盆地となっていて、周辺には湖沼も多い。昆明より湿度がある。
昆明から南下する場合、山々の間にのびるなだらかな通海を通る道が移動には便利なため、多くの長距離バスが通過する地点となっているのだ。
このような地形の特質から歴史的には雲南の西北部の大理に8世紀前半に勃興した南詔国が通海鎮を設けて以降、たびたび統治機関が設置されている。
【食べるお酒】
甘酒といっても、日本のようにトロトロのおかゆ状よりではなく、もっとしっかりとお米を食べる感じです。これならば、自然な甘さで小腹も満たし、喉の渇きもじゃっかん癒し、水分も日本のよりは少ないので次のトイレの間隔を空けられそうです。
なにより値段が水500ミリリットルのペットボトル1本と同じ値段(ドライブイン価格)の1杯1.5元(約20円)とリーズナブル。お腹を壊さない用心のために、口に入れるものは沸騰させたものか、発酵食品にしたいと考える旅人の考えにもぴったりはまります。
客の目の前で甕からお玉で取り出してくれたそれは、真っ白なお米の粒粒がとってもおいしそう。米が水を吸って大きくふくらみ、その形は日本のコシヒカリよりは、やや粒は長めのもち米。
香りこそありませんが、くどくない自然な甘みとさわやかな酸味のバランスがよく、気づくと、きれいに食べてしまいました。
甘酒に口の水分を持って行かれたため、結局、直後に水を飲んでしまいました。長距離バスなので次のトイレが心配になりましたが、腹持ちもよく、なんの問題もなく、ほっとしました。
(つづく)
ドライブインのある玉渓市通海県曲陀関村は標高1900メートル台の雲貴高原からなだらかに標高を下げてくる地点にあり、標高は1877メートル。さらに20キロ先の通海県の中心地・秀山鎮が1815メートルで、以後も前回、取り上げた建水中心部の1482メートルに向けて下り坂となる。
通海のドライブインを過ぎてからの、急速な高度変化のために、しばしば耳が痛くなった。このあたりは盆地となっていて、周辺には湖沼も多い。昆明より湿度がある。
昆明から南下する場合、山々の間にのびるなだらかな通海を通る道が移動には便利なため、多くの長距離バスが通過する地点となっているのだ。
このような地形の特質から歴史的には雲南の西北部の大理に8世紀前半に勃興した南詔国が通海鎮を設けて以降、たびたび統治機関が設置されている。
【食べるお酒】
甘酒といっても、日本のようにトロトロのおかゆ状よりではなく、もっとしっかりとお米を食べる感じです。これならば、自然な甘さで小腹も満たし、喉の渇きもじゃっかん癒し、水分も日本のよりは少ないので次のトイレの間隔を空けられそうです。
なにより値段が水500ミリリットルのペットボトル1本と同じ値段(ドライブイン価格)の1杯1.5元(約20円)とリーズナブル。お腹を壊さない用心のために、口に入れるものは沸騰させたものか、発酵食品にしたいと考える旅人の考えにもぴったりはまります。
客の目の前で甕からお玉で取り出してくれたそれは、真っ白なお米の粒粒がとってもおいしそう。米が水を吸って大きくふくらみ、その形は日本のコシヒカリよりは、やや粒は長めのもち米。
香りこそありませんが、くどくない自然な甘みとさわやかな酸味のバランスがよく、気づくと、きれいに食べてしまいました。
甘酒に口の水分を持って行かれたため、結局、直後に水を飲んでしまいました。長距離バスなので次のトイレが心配になりましたが、腹持ちもよく、なんの問題もなく、ほっとしました。
(つづく)