写真は、スークの入口付近。スマホとともに旧型の携帯電話も売られていた。ここまではカメラを向けても大丈夫な雰囲気だった。
【スーク(市場)】
城壁の中の街は迷路のよう。城門を入ったすぐのところにある市場は人、人、人。ここでようやくスペインとの違いがくっきりとわかりました。服装が違う。ラシードさんと同じような1970年代封切のスターウオーズのオビ・ワン・ケノービがたくさんいます。フード付きの丈の長いコートのような民族衣装・ジェラバ。
売り物も食料品から雑貨品、服地、パン、なかには10年以上前の中国・雲南で使っていた旧型の携帯電話も売られていました。いかにもやばい人が暗躍していそうな雑多な雰囲気がかもされています。
ここでラシードさんはにこやかだった顔を引き締めて
「買いたいそぶりを見せてはダメです」
といって、すぐに客引きにつかまってしまうアメリカ家族を護衛するように進みました。盗品も多いとのこと。
【生演奏をききながらお昼に】
お昼は、ザ・モロッコといった感じの邸宅風レストランでした。2階に上がると絨毯の上に背あてクッションがおかれたソファとテーブル、不思議なランプが飾られた天井、窓からはにぎやかな中庭とエキゾチックな街が遠望できます。
食事もこちらがチョイスせずとも、どんどん出てきます。コリアンダーの香りがすごくいい鶏肉のトマト煮(クスクスとともにいただく)や(たぶん)羊?肉の串焼きとフレッシュミントティーなどなど。全部、ツアー料金に含まれているのです。
飲み物だけは別料金でした。水は高く、アルコールはないので、コーラを頼みました。これがおいしい! 炭酸がプチプチ跳ねてメガネに当たるほどのイキの良さ。それなのに舌のしびれはなく、甘さもほどよい程度で、すっきりとした味わい。
すっかりくつろいでいると、モロッコの楽団がやってきて、我々のために生演奏をきかせてくれました。このツアーは大当たりだ!
(利用したツアー会社:VIAJES TRAVELSUR,S.A.L)
https://viajestravelsur.com/producto/tanger-1dia/
(つづく)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます