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http://mylibrary.maeda1.jp/0565OilMajor2022-2ndQtr.doc.pdf
III. 過去2年間の四半期業績推移(続き)
(収益率二桁のChevron、変動が激しいbp!)
3.売上高利益率の推移
(図:http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-63.pdf 参照)
2020年7-9月期から今期(2022年4-6月期)までのIOC5社の売上高利益率の推移を見ると、2020年はコロナ禍の影響により各社とも大幅な下振れが続出した。2021年に入り各社とも業績が回復、上半期は全社の利益率がプラスとなったが、7-9月期以降は各社の収益力に格差が生じている。Chevronは過去1年間連続して二桁台の利益率を達成しており、ExxonMobil及びTotalEnergies も4期続けて利益率6%以上で健闘している。Shellの2021年以降の売上高利益率は10.2%(2021.1-3月期)→5.7%(2021.4-6月期)→▲0.7%(2021.7-9月期)→13.4%(2021.10-12月期)→8.5%(2022.1-3月期) →18.0%(2022.4-6月期)と他社に比べブレが大きいものの直近の利益率はかなり高い。これら4社に対して2021年以降のbpの売上高利益率は12.8%(2021.1-3月期)→8.3%(2021.4-6月期)→▲6.7%(2021.7-9月期)→4.5%(2021.10-12月期)→▲39.8%(2022.1-3月期) →13.3%(2022.4-6月期)であり、変動が激しくまた他社に比べて見劣りする。
(続く)
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