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http://mylibrary.maeda1.jp/0612WorldRank10.pdf
(世界ランクシリーズ その10 2024年版)
(ノルウェーが連続世界一位、躍進著しいカタール!)
4.日米中と中東主要国の世界ランクの推移(2020年~2024年)
(図http://rank.maeda1.jp/10-G01.pdf参照)
世界一位のノルウェーに加え日本、米国、ロシア、中国及び中東3か国(イスラエル、カタール及びサウジアラビア)の2020年から2024年までの5年間の世界ランクの推移を見ると、ノルウェーは5年連続でトップを維持している。
米国の世界順位は45位(20年) →44位(21年) →42位(22年)→45 位(23年)→55位(24年)と2022年まで毎年少しずつ順位を上げたものの、昨年から今年は連続してランクが下がり、今年はそれまでの40位台から50位半ばに下落している。日本の順位は66位(20年) →67位(21年) →71位(22年) →68位(23年) →70位(24年)と変化しており、70位前後で推移している。
中東のイスラエルは2020年から22年まで80位台後半であったが、2023年、24年と下落傾向が止まらず、2019年は97位に急落した。今年はついに100位以下に転落、2020年に比べて13ランクも下落している。イスラエルとは対照的にカタールは129位(20年) →128位(21年) →119位(22年) →105位(23年) →84位(24年)と2022年から24年までの3年間で大きく躍進、ついにイスラエルを追い抜き100位以内に上昇している。
ロシアとサウジアラビアと中国は過去5年間150位以下にとどまっており特にロシアは2021年から23年にかけて大きく落ち込んでいる。中国は5年間を通じて170位台にとどまり、特に2023年は最下位の北朝鮮に次ぐ179位と言う世界最低のレベルに落ちている。なおこれら3カ国の2024年の世界ランクはいずれも前年より2~7ランク上がっているが、これは評価対象国数が180ケ国から177カ国に減ったためであり、ポイントで比較するとロシア及びサウジアラビアは前年より悪化している。
(完)
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