石油と中東

石油(含、天然ガス)と中東関連のニュースをウォッチしその影響を探ります。

明暗分けた原油価格とのセンシティビティ:国際石油企業とENEOS/出光興産の業績比較(6)

2021-06-11 | 今日のニュース

(注)本レポートは「マイ・ライブラリー」で一括してご覧いただけます。

http://mylibrary.maeda1.jp/0534MjorEneosIdemitsuMar2021.pdf

 

*2020年(度)業績比較表1-D-4-25 及び2021年1-3月期業績比較表1-D-4-26参照。

 

1. 売上高(続き) 

(ENEOSの売上高はExxonMobilの4割、出光は2割!)

(2)2021年1-3月四半期売上高 (図2-D-5-12参照)

 メジャーズ5社の中で2021年1-3月四半期の売上高が最も多いのはExxonMobilの591億ドル、次いでShellも557億ドルで並んでいる。その他3社はTotal437億ドル、bp365億ドル、Chevron311億ドルである。ENEOS、出光の同四半期の売上高は、ENEOSが2.3兆円(216億ドル、換算レート:106円/ドル)、出光は1.3兆円(127億ドル、換算レート:106.1円/ドル)である。

 

 売上高が最大のExxonMobilを100とした場合、Shellは94、Total 74、bp 62、Chevron 53である。ENEOS及び出光2社の売上高はExxonMobilに比べENEOSは4割弱、出光は5分の1にとどまっている。

 

(続く)

 

本稿に関するコメント、ご意見をお聞かせください。

        前田 高行         〒183-0027 東京都府中市本町2-31-13-601

                               Tel/Fax; 042-360-1284, 携帯; 090-9157-3642

                               E-mail; maeda1@jcom.home.ne.jp

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 石油と中東のニュース(6月11日) | トップ | 今週の各社プレスリリースか... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

今日のニュース」カテゴリの最新記事