I 各社の業績概要(続き)
表1-D-4-22a「2022年7-9月期国際石油企業の業績(売上、損益)」参照。
表1-D-4-22b「2022年7-9月期国際石油企業の業績(キャッシュフロー、設備投資)」参照。
表1-D-4-22c「2022年7-9月期国際石油企業の業績(原油・天然ガス生産量)」参照。
(IOCs5社の合計利益を上回る圧倒的な収益力を誇るアラムコ!)
- アラムコ
プレスリリース:
https://www.aramco.com/en/news-media/news/2022/aramco-announces-third-quarter-2022-results
(1)売上・利益・利益率
アラムコの2022年7-9月期は売上高1,637億ドル、利益424億ドルで売上高利益率は26%であった。前期(4-6月期)比では、売上高は▲5.3%減、利益も▲12.4%減であり、また前年同期(2021年7-9月期)比では売上高は1.5倍、利益は1.4倍である。
(2)キャッシュフロー及び設備投資
今期の営業キャッシュフローは540億ドル、投資キャッシュフローは▲287ドルであり、フリーキャッシュフローは450億ドルであった。また財務キャッシュフローは▲216億ドルで、期末キャッシュフロー残高は期初から37億ドル上積みされ733億ドルであった。
またアラムコの7-9月期設備投資は90億ドルであった。
(3)原油・天然ガス生産量
同社の決算資料では原油とガスそれぞれの生産量は記載されていないが、Interim Reportによれば原油・天然ガスの合計生産量は1,440万B/Dである。
(続く)
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